野菜の価格安定へ 植物工場が進化【SUNトピ】 | TBS NEWS DIG #shorts
最近、いろんな物が値上がりしている中、野菜も台風や大雨、猛暑などの影響をうけて価格が高騰するといったニュースを目にします。
そうした課題解決のため作られたのがこちら。農業用ハウスを利用したこの建物は、オートメーション化された「完全人工光型の植物工場」です。
“特殊な光”と“新しく開発された空調システム”でこれまで困難とされてきた人工光でも300gを超える大型で高品質のレタス栽培に成功しました。大きく育つ秘訣は、植物工場に併設されたこちらの部屋の中にありました。
三菱ケミカルアクア・ソリューションズ株式会社 植物工場事業部 東谷保孝さん
「苗を育てる苗専用の栽培システムになります。苗が大きくなってくると、苗の真ん中辺りが非常に過湿になってそこだけ伸びてしまう特徴があり、(栽培が)非常に難しかったのですが、それを“苗テラス”は克服しているシステムです」
苗が重要ということなんですね。湿度を均一に保つことで成長スピードを揃え、丈夫で大きく育つレタスの苗ができるのだそうです。
こうした植物工場は、極端な天候不順などによる葉物野菜の高騰や供給不足解消への一歩として期待されています。
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