“大気不安定”秋田で突風…傾く玄関 愛媛で山火事“記録的な乾燥状態”(2023年11月2日)

“大気不安定”秋田で突風…傾く玄関 愛媛で山火事“記録的な乾燥状態”(2023年11月2日)

“大気不安定”秋田で突風…傾く玄関 愛媛で山火事“記録的な乾燥状態”(2023年11月2日)

 秋田では突風とみられる被害が発生し、小屋が倒壊するなどの被害が相次ぎました。

■“大気不安定”秋田で突風 傾く玄関

 被害に遭った女性:「もうショックで。バリバリってすごい音がしたんだけど、朝、起きたら皆こういうふうになっていて」

 女性の家の前にあった小屋はなぎ倒され、中がむき出しになっています。さらに被害は別の場所でも…。駐車場脇にあった1トン以上の物体をここまで吹き飛ばす風が吹いたのでしょうか。

 秋田市新屋豊町付近の住宅など、9軒で突風とみられる被害が確認されたということです。鳴り響く雷鳴。秋田市は1日の夜から2日未明にかけて前線に向かって湿った空気が流れ込み、激しい雷雨となっていました。この「不安定な大気」が突風被害をもたらした可能性があります。

 詳しい状況を調べるため、秋田地方気象台の職員が現地で調査を行っています。

■“記録的な乾燥状態”愛媛で山火事

 一方、愛媛では深刻な事態が続いています。山を覆いつくす白煙。近くには住宅も。1日午後3時ごろ発生した大洲市の山火事は消し止められることなく、燃え続けているのです。

 住民:「私らはこの向こうだから家が。夜中じゅう眠れない。心配で」

 “消化の壁”となっているのが「記録的な乾燥状態」です。大洲では先月31日までの1カ月で21ミリ、平年の6分の1ほどしか雨が降りませんでした。これは10月の観測史上、最も少ない雨量です。

 そのため草木が乾燥し、延焼しやすくなっていたと考えられます。

 上空から消火活動にあたる自衛隊などのヘリコプター。付近のダムから水をくみ上げていますが、その水量もごくわずかでなけなしの水を散水しているのが実情です。鎮火のめどは立っていません。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事