“小6いじめ”両親の訴え退けられる…「第三者委の調査は違法」として市を訴えた裁判(2022年11月11日)
大阪府吹田市で、いじめから不登校となった小学6年生の両親が、第三者委員会の調査が不適切だとして市を訴えた裁判で、大阪地裁は両親の訴えを退けました。
2018年、当時小学6年だった男子児童が同級生からいじめを受けて不登校となり、吹田市は児童の両親の求めに応じて第三者委員会を発足させました。しかし両親は、第三者委員会の調査手法が文部科学省の「ガイドライン」を守らない違法なものだったとして、去年、市に対して約300万円の損害賠償を求めて提訴しました。
【母親と第三者委・委員長のやりとり(音声)】
(母親)「ガイドラインがあることはご存じでしたか?」
(委員長)「はい」
(母親)「それは確認されましたか?」
(委員長)「ちょっとまた電話で申し上げると誤解を生じるかもしれませんが、あくまでもガイドラインはガイドラインなんですよね」
今年11月11日の判決で、大阪地裁は「前後の文脈に照らして、委員長は『ガイドラインを守らない』と言ったわけではない」「第三者委員会の調査手法は違法ではない」などとして両親の訴えを退けました。
これに対して両親らは控訴を検討するとしています。
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