海保の無人航空機「シーガーディアン」で得た情報 海上自衛隊との共有する方向で検討(2022年11月7日)
海上保安庁が新たに導入した無人航空機で得た情報をリアルタイムに海上自衛隊と共有する方向で検討していることが分かりました。
海上保安庁は海洋監視体制の強化のため、およそ40億円の予算をかけ、 米ジェネラル・アトミクス社製の無人航空機「シーガーディアン」を1機導入し、10月から青森県の自衛隊・八戸基地に配備しています。
パイロットが人工衛星を通じて遠隔で操縦するため24時間以上の飛行ができ、海洋での広範囲にわたる監視が可能で、搭載された複数のカメラで撮影された映像はリアルタイムで伝送されます。
海保はこの映像などの情報を海上自衛隊と共有する方向で検討しています。開始時期や運用方法は未定だということです。
また、今後、海上自衛隊が無人航空機を運用した場合、相互の情報共有や飛行海域の調整により業務の効率化など連携の強化が期待できるとしています。
海保は早期の3機体制を目指し、2023年度に87億円の予算を要求しています。
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