【絶景】色づく秋を満喫…山中湖「紅葉」めぐり(2022年11月5日)

【絶景】色づく秋を満喫…山中湖「紅葉」めぐり(2022年11月5日)

【絶景】色づく秋を満喫…山中湖「紅葉」めぐり(2022年11月5日)

 山梨県の山中湖で紅葉が見頃を迎えています。

 映像は山梨県の山中湖、5日午前9時すぎの様子です。山中湖の湖畔の公園では、木々が8割から9割が赤や黄色になりました。

 山中湖は、山梨県屈指の「紅葉の名所」となっています。見頃を迎えた時期は、去年と同じくらいだということです。

 山中湖の1周はおよそ14キロ、標高はおよそ1000メートル近くあります。富士五湖の中で一番、高い湖です。その分、気温も低く紅葉はひときわ早く、鮮やかに色付きます。

 山中湖の紅葉は、まず富士山から始まり、だんだんとふもとに降りてくるそうです。

 5日は見えずらいですが、奥にあるのが日本一の山「富士山」です。山頂は雲がかかっていて、雪が積もっているのが確認できます。

 富士山の5号目あたりでも、紅葉の見頃を迎えているということです。今年、富士山には9月10日までにおよそ16万人が登りました。

 山中湖の風物詩「紅葉まつり」も10月下旬から開かれています。去年はおよそ9万人が訪れたそうです。

 今年は、いわゆる入国の水際対策の緩和で外国人観光客も増えています。特にアジア方面からの外国人観光客が目立っているということです。

 季節の移ろいをはっきりと感じられるところに紅葉、落葉樹の魅力があります。春には新芽が吹き始め、花を咲かせる木「花木の花」がまさに爛漫(らんまん)と咲き誇ってくれます。

 夏には、茂った葉の下の木陰で涼しさを感じさせてくれます。そして、秋には紅葉を鑑賞させてくれます。

 ところで、赤い「紅(べに)の葉」と書いて「紅葉(こうよう)」と読みますが、紅葉という文字は「もみじ」とも読みます。

 そして「もみじ」を「かえで」と呼んだりします。「もみじ」と「かえで」、実はどちらも植物の分類上は同じだそうです。

 しかし、長く紅葉を愛してきた日本人は葉の切り込みが深い方を「かえで」、切り込みの浅い方を「もみじ」と呼び分けてもいるそうです。

 関東甲信越では、山中湖のほかに山梨県甲府市の昇仙峡や栃木県の日光、群馬県の伊香保温泉などで紅葉の見頃となっています。

 ここまで、山梨県山中湖の紅葉にお付き合い頂きました。日本の秋、本格的な紅葉シーズンを迎えています。
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