“ゲーセンの聖地”に外国人観光客 80年代レトロが「人気の穴場」(2022年10月27日)
水際対策が緩和され、連日多くの外国人観光客が訪れる日本。
意外な穴場があったのは、新宿区高田馬場。
学生街としても知られるこの街に、なぜ外国人がやってくるのでしょうか。
高田馬場駅を降りて、線路沿いを歩くこと1分。レトロな雰囲気漂う店舗に…。店内をのぞいてみると、何やら真剣な表情です。
ここは、レトロゲームの聖地ともいわれるゲームセンター「ミカド」。1980年代のゲームを楽しめるとあって、日本人はもちろん、外国人観光客にも人気の施設です。
オーストラリア出身のカズさん（23）。10代のころ、日本の格闘ゲームの魅力にとりつかれ、今回初めてミカドを訪れました。
カズさん：「ネットでゲームセンターについて調べた。たくさんゲームセンターはあったが、90年代のレトロなゲームはあまりなかった。でもここにはあります」
新型コロナの影響で客は一時激減したといいますが、水際が緩和された今、じわじわと外国人が戻ってきているというのです。
ゲームセンターミカド・深町泰志マネージャー：「（元々）海外のメディアに取り上げられ『ゲームセンターといえばここ』となった。去年（同時期）から（客は）110％くらいに増えた。ヨーロッパ圏、アメリカ系、中東から流れてくるのを肌で感じる」
日本が誇るレトロゲームの聖地は、インバウンドの復活に期待を寄せます。
ゲームセンターミカド・深町泰志マネージャー：「英語、中国語、韓国語の表記を（ゲーム機に）増やすなど考えている」
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
