池袋騒然…「サンシャイン」100人パーティーで大乱闘 実態は?(2022年10月17日)

池袋騒然…「サンシャイン」100人パーティーで大乱闘 実態は?(2022年10月17日)

池袋騒然…「サンシャイン」100人パーティーで大乱闘 実態は?(2022年10月17日)

 東京・池袋の「サンシャイン60」の飲食店で発生した乱闘騒ぎ。およそ100人によるパーティーは、一体どのような集まりだったのでしょうか。警察の取材で、会の実態が明らかになりました。

 夜の繁華街が騒然となりました。パトカーが何台も駆け付け、消防車、そして救急車も出動しました。

 現場は東京・池袋。警察官が集まっているのはそのランドマーク、サンシャイン60です。

 16日の午後6時半ごろ、通報があったといいます。

 午後6時半ごろの通報:「客同士がけんかをしている」

 警視庁によると、その30分ほど前からサンシャイン60の高層階にある飲食店で、およそ100人によるパーティーが始まったといいます。

 通報を受けた警察官が駆け付けると、店内では料理が飛び散り、皿やグラスが割れ、扉も壊れていたといいます。

 現場に居合わせた人:「結構、中国の人が多かったと思うんですけど、スーツを着ている人とか。それを囲うように、結構がたいのいい人とかがいて結構、怒っていた気がしますね」

 警視庁によると、およそ100人によるパーティーが始まった直後にもめ事が起こり、10人程度の乱闘に発展したといいます。

 男性1人が頭から血を流し、病院へと搬送されました。捜査関係者によると、男性は20代で頭に切り傷を負っていたということです。

 捜査関係者によりますと、およそ100人の客はチャイニーズドラゴンのメンバーらで、当日は幹部の出所祝いをしていたということです。

 チャイニーズドラゴン…。「半グレ」「準暴力団」として知られる集団です。

 ジャーナリスト・石原行雄氏:「チャイニーズドラゴンは、中国残留孤児2世の子女を中心に結成された、いわゆる半グレグループ。大陸では日本人として差別を受けて、日本に来ては中国人、中国帰れと差別を受けてある意味、苦しんでいるような人間が同じ仲間を得て、そして暴走していく」

 チャイニーズドラゴンは、暴力事件や詐欺、強盗、または薬物事件などでたびたびメンバーが逮捕されています。

 ジャーナリスト・石原行雄氏:「メンバーが非常に流動的でそこがまた警察が取り締まりにくい。指定暴力団のように杯交わしてバッジをもらって、これが構成員ですよと明確になっていないところが、チャイニーズドラゴンあるいは半グレのやっかいな部分」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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