“旅行支援”2日目も混乱続く…全国でバラバラ 不安や苦言も(2022年10月12日)
11日スタートした全国旅行支援について、星野リゾートの星野代表は、クーポン券で平日と休日に差をつけた点などは評価する一方、問題点を一覧表にして、苦言を呈しました。
星野リゾート・星野往路代表:「47の事務局が誕生しそれぞれの県で違った内容が複雑にしてしまっているポイント。予約方法、ワクチン接種の要件、既存予約への対応」
例えば、グループの中に1人でも未接種の人がいた場合、その1人だけが対象外になる県と全員が対象外になる県があり、バラバラです。
予算規模も全国でバラバラ。
例えば千葉県では、県民割でどれほど予算を使ったか集計できておらず、全国旅行支援にどのくらい予算をまわせるか、分からないそうです。
都内の旅行会社です。
飛鳥旅行・村山吉三郎社長:「全国版でもらっている取り扱いマニュアルがあって、これをまず把握しなければいけない」「(Q.これは沖縄?)沖縄ルールがある。だから厄介」
11日、各旅行サイトではアクセスが集中したり、一部の自治体の予約がすでに終了したり予約が困難でした。
高齢者はなおさらです。
70代:「(Q.仕組みは?)すごく難しいと思います。使いこなせないというか、本当に大丈夫かなと思ったり…」
鹿児島に行くという高齢の夫婦は。
70代女性:「Q.(ご自身で(予約)をするのは?)無理です」
80代男性:「自分でも調べたけれど、分かりづらい」
この旅行会社では、その場で予約完了とは伝えず2、3日にかけてホテル・県などに詳細を確認してから完了したことを連絡するそうです。
飛鳥旅行・村山吉三郎社長:「ほとんどのお客さまが戸惑っているのでは。カウンターに来て頂いて話をして内容を聞いて『こうですね』と確認すると安心して帰ります」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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