“無人”の軽トラックが暴走 県内で頻発 「まさか自分が…」被害者が語る恐怖(2022年10月10日)

“無人”の軽トラックが暴走 県内で頻発 「まさか自分が…」被害者が語る恐怖(2022年10月10日)

“無人”の軽トラックが暴走 県内で頻発 「まさか自分が…」被害者が語る恐怖(2022年10月10日)

 先月30日、長野県内を走行中の車が捉えたドライブレコーダーの映像。衝撃の瞬間は、トンネルの中で起きました。

 猛スピードの軽トラックが対向車線の大型車を追い抜き…。

 車をよく見ると、誰も乗っていません。

 無人の白い軽トラックは一体なぜ、暴走したのでしょうか…。

 衝突してきた車には誰1人として乗っていませんでした。

 無人というまさかの状況に、事故に遭った男性は驚きを隠せません。

 事故に遭った木下隆義さん:「(無人とは)当たる時まで分かっていなかった。車を降りて見たら誰もいないし。まさか自分がそういう目に遭うとは思ってもいなかったので。びっくりしましたね」

 無人の車が一体なぜ、暴走したのでしょうか。

 被害に遭った男性によりますと、軽トラックは事故現場と少し離れた近辺に駐車していて、その後、現場へと向かったといいます。

 軽トラックが走ってきた道路を見ると、緩やかな坂道になっています。

 反対方向へ目を向けると、トンネルに向かって長い下り坂が続いているのが分かります。

 軽トラックはエンジンが掛かったままの状態で下り坂を動いてしまったということです。

 サイドブレーキが掛かっていなかったのでしょうか。

 この事故で、運転手の男性は胸と首を打撲するけがをしました。

 警察によりますと、長野県内ではこうした停止措置義務の違反による人身事故は今年だけで5件、発生しています。

 去年は2人が死亡しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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