岸田総理「本格的な経済対策を」も野党“教会問題”に照準…来月3日に臨時国会召集へ(2022年9月28日)
安倍元総理の国葬から一夜が明け、岸田総理は28日も海外の要人20人と会談し、“弔問外交”をアピールしました。
国会も動き始めています。政府は28日、来月3日に臨時国会を召集する方針を衆参両院に伝えました。歴史的な円安に、物価高。対応が急がれるなか、岸田総理は、新たな経済対策の実現に向け、第二次補正予算案を、早期に成立させたい考えです。
岸田総理:「これから臨時国会において、本格的な経済対策をつくり上げていかなければならない」
しかし、野党は、自民党の最大派閥“安倍派”の前会長で、現在は衆議院議長を務める細田博之氏の旧統一教会との関係を追及する構えです。
細田氏は2019年、韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁が出席した友好団体のイベントで、来賓としてあいさつしていました。ほかにも、関連団体の会合などに出席したと指摘されていましたが、細田氏は、一切の説明を避けてきました。
“三権の長”であり、中立の立場が求められる衆院議長。自民党は、細田氏が今は会派を離脱していることを理由に調査対象にしていませんでした。
国会の日程をめぐる与野党の協議が28日午後に開かれました。
立憲民主党・笠浩史衆院議員:「細田議長の統一教会との関わりについての、きちんとした説明を、この国会においてすべきではないか。それについての回答がなければ、その後の実質的な審議に入ることは、いま現在では、まだ了承できない」
山口議運委員長は、細田氏が旧統一教会との関係について、29日、文書などで、何らかの説明を行うと明らかにしました。
自民党・ベテラン議員:「下手に紙で発表したりして、あとから色々出てくる方がつらいでしょう。自分で会見でもやって発表すればいい」
立憲民主党・中堅議員:「出てくるものが、詳細に我々の疑問に答えているのか。何の質疑もないなら、国会で、そういう場をきちんと設けてくれとなる」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く