川の合流地点“急に深く”福岡・小学生3人死亡…三重・中学生心肺停止“水難”相次ぐ(2023年7月21日)

川の合流地点“急に深く”福岡・小学生3人死亡…三重・中学生心肺停止“水難”相次ぐ(2023年7月21日)

川の合流地点“急に深く”福岡・小学生3人死亡…三重・中学生心肺停止“水難”相次ぐ(2023年7月21日)

真夏の暑さとなった福岡県宮若市で21日、川で遊んでいた小学生3人が流されました。

警察などによると、午後0時50分ごろ、「友だち3人が川から上がってこない」と小学生から通報があったといいます。約30分後に、水深3メートルほどの川底で3人が見つかりましたが、その後、全員の死亡が確認されました。

亡くなった3人は小学6年生で、川には同級生8人で来ていたといいます。消防によると、亡くなった3人は、浅瀬で手をつなぎ歩いていたところ、深みにはまり溺れた可能性があるということです。

この事故が起きたのは、山口川と犬鳴川が交わるあたりです。この2つの川について、地元の人は全く違う川だと話します。

近隣住民:「支流の山口川は、くるぶしの上ぐらいまでしかない。犬鳴川との合流地点が急に深くなる。2メートルぐらいはあるかな。胸が張り裂けるような気持ち」

亡くなった3人が通っていた小学校が会見を行いました。

宮若西小学校・日高暢裕校長:「6人で集まって勉強しようと約束していたそうです。6人で勉強した後、一緒に昼食をとって、川へ行こうという話になった。途中で2人が合流して、8人で午後12時過ぎに近くの川に遊びに行ったということです。最初から水着を着て遊びに行こうという感じではなかった」

この小学校では、水難事故防止の指導は行っていたといいます。それは20日の終業式でも。

日高暢裕校長:「夏休みの約束というプリントでも、川には絶対子どもだけで行かないように指導をしておりましたが、十分ではなかった」

夏休み期間に中学生以下が巻き込まれる水難事故は、今年も相次いでいます。

三重県津市では、海で泳いでいた中学3年の男子生徒がおぼれ、心肺停止の状態で見つかり、その後、死亡が確認されました。亡くなったドゥラン・アキラ・ジェームス・マドゥムさん(14)は、友人8人で遊びに来ていて、そのうち3人で沖に向かって泳いでいたところ、行方が分からなくなったということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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