「梨泰院クラス」ロケ地を観光業者が視察 2年ぶり直行便も再開…狙いは日本人観光客(2022年7月2日)

「梨泰院クラス」ロケ地を観光業者が視察 2年ぶり直行便も再開…狙いは日本人観光客(2022年7月2日)

「梨泰院クラス」ロケ地を観光業者が視察 2年ぶり直行便も再開…狙いは日本人観光客(2022年7月2日)

 今週、日本とソウルの金浦(キンポ)空港を結ぶ直行便がおよそ2年ぶりに再開されました。2日、ソウルでは日本の観光業者らが人気ドラマ「梨泰院(イテウォン)クラス」のロケ地などを視察しました。韓国側は日本人観光客の復活につなげたい考えです。

 世界的大ヒットした韓国ドラマ「梨泰院クラス」。

 韓国ソウルの梨泰院という街で小さな飲み屋を開店させた前科者の青年とその仲間たちが成功をつかむため大物相手に無謀ともいえる戦いを仕掛ける物語です。

 日本では日韓共同プロジェクトでリメイクした「六本木クラス」が7日午後9時からスタートします。

 そんな第4次韓流ブームの火付け役ともなった「梨泰院クラス」。しかし、ブームの裏では、新型コロナの影響や日韓関係の冷え込みなどにより韓国を訪れる日本人観光客は激減。

 今、韓国政府は打撃を受けた観光業界活性化のため外国からの観光客の誘致に力を入れています。

 2日、日本の観光業者らが「梨泰院クラス」のロケ地となったスポット視察のためソウルを訪れました。

 ガイド:「梨泰院クラスでよく使った店がここ」

 主人公がオープンする居酒屋「タンバム」1号店。さらには、ソウルタワーが望める陸橋などファンにとっては聖地巡礼の旅となりそうです。

 韓国観光公社福岡支社・洪成基支社長:「新しくなった梨泰院を実際感じて、日本の皆さんに旅行商品として出したいという反応がありました。ノービザになっていないので、お互いノービザにすれば2018年に日韓で1000万人の交流ができたので、それ以上になることを期待しています」

 韓国への旅行については今週、羽田空港と金浦空港をつなぐ路線が再開。

 入国する際には「短期ビザ」は必要ですが、日本の観光客らに対しては1年間に何度でも入国できる「マルチビザ」の申請受け付けが今月1日から始まっています。

 2日、多くの日本人がコリアンタウン・新大久保を訪れていました。

 30代:「(韓国に)すごい行きたかったんで、元々。やっと再開なんですごいうれしいです」「もう絶対行きたいですね。行こうって言ってたもんねー」

 20代:「行ったら服買ったり…化粧品買いたいです」「韓国行ってきまーす!」

 韓国で失われた日本人観光客。かつてのにぎわいを取り戻すことができるでしょうか。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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