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【五輪汚職】“ミライトワとソメイティ”ぬいぐるみ販売でも便宜か(2022年9月23日)
東京オリンピックを巡る汚職事件は大会マスコットにまで及びました。「ミライトワ」と「ソメイティ」の「ぬいぐるみ」の販売でも数百万円が渡された疑いが浮上しました。
ミライトワとソメイティは東京オリンピックの公式マスコットです。オリンピックマネーを巡る闇は、こんなところまで広がっているのでしょうか。
大会組織委員会の元理事・高橋治之容疑者(78)が、サン・アローが大会マスコットを販売できるように組織委員会側に働き掛け、数百万円の提供を受けた疑いがあることが関係者への取材で分かりました。
サン・アローは2018年7月から大会マスコットを販売しています。
ミライトワとソメイティのファン:「ミライトワとソメイティのオタクをやらせて頂いている。これもサン・アローさんのぬいぐるみ。顔も可愛くて出来も良くてファンの皆が気に入っていた。(ニュースを聞いて)電車の中で泣きました。色々、五輪に関する良くない問題が噴出しているなかで、ついにマスコットに直接絡む問題まで出てきた。マスコットに罪はないのに」「私たちファンも悲しむことになった。すごく憤りを覚える。うみを出して、クリーンな形で今後につなげてほしい」
大会マスコットの選考は一般からの公募を受け、最終候補の3つから全国の小学校など約1万6000校でクラス単位による投票が行われて決定しました。
こうして選ばれたのが福岡県のキャラクターデザイナー・谷口亮氏でした。
公式マスコットをデザイン・谷口亮氏:「(Q.子どもたちに選ばれたことは?)素直にうれしいです」
谷口さんに今回の事を聞くと、困惑した様子でした。
公式マスコットをデザイン・谷口亮氏:「正直よく分からないんですよね。僕らみたいな、最終的に物を作ってる人間とか、サン・アローさんのスタッフもそうだと思うんですけど、普通に真面目に働いているだけだと思うので、とばっちりと言えばとばっちりですよね」
谷口さんはぬいぐるみの製造について詳しく聞かされていなかったといいます。
公式マスコットをデザイン・谷口亮氏:「僕には権利が何もないので、基本的には組織委のものなんですね。ミライトワもソメイティも。細々、商品がいっぱい出てたのは全然把握できていない」
サン・アローは東京オリンピックのマスコットだけでなく、有名なキャラクターのぬいぐるみを数多く手掛けています。
そのサン・アローが数百万円を渡した疑いがあるのが高橋治之容疑者です。
東京大会のスポンサー選定を巡り、紳士服大手の「AOKIホールディングス」と出版大手「KADOKAWA」の幹部らから合わせて1億2000万円余りの賄賂を受け取ったとされています。
さらに、東京地検特捜部は広告大手「大広」と駐車場サービス「パーク24」を家宅捜索。関係者によりますと、大会組織委員会の会長だった森喜朗元総理、日本オリンピック委員会の武田恒和前会長を参考人として任意で事情聴取したといいます。
そして、今回の「サン・アロー」。スポンサーの選定ではなく、公式グッズの販売を巡るものでした。
専門家は一連の東京地検特捜部の動きを、こう読み解きます。
大阪地検元検事・亀井正貴弁護士:「高橋元理事と、その関係会社にお金が流れているかまず確認して、同時にオリンピックの関係でいけば、スポンサー契約も公式ライセンス商品の選定もそうなので、その選定を受けた企業を調べていってると思う。今、東京地検は全国から検事の応援を取って増やしていっている。だから捜査体制を拡充しようということで、10月にもう一発くらい(大きな捜査を)やると思う」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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