死亡ひき逃げ事件の証拠紛失発覚を免れるため捜査資料を破棄 一審で有罪判決の元警部補の控訴を棄却 東京高裁|TBS NEWS DIG
埼玉県で小学校4年生の男の子が死亡した未解決のひき逃げ事件を巡り、紛失した証拠に関する捜査資料を破棄した元警部補の控訴審判決で、東京高裁は弁護側の控訴を棄却しました。
この事件は2009年9月、埼玉県熊谷市で当時、小学4年生の小関孝徳さんがひき逃げされ、死亡したものです。
起訴状などによりますと、事件の捜査にあたっていた埼玉県警元警部補の須郷宗男被告(64)は2015年9月、証拠品である孝徳さんの腕時計の紛失が発覚することを免れるため、捜査資料を破棄したとされています。
一審で懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡されましたが、弁護側はこれを不服として控訴していました。
きょう、東京高裁は「腕時計を紛失した実態と捜査書類の内容を一致させる動機がある」などと一審同様、調書の信用性を強調し、弁護側の控訴を棄却しました。
孝徳さんの母親の代里子さんは。
母 代里子さん
「全く反省もしていなかったし、腕時計を紛失したことより、自分の保身に走る証言ばかりだった」
代里子さんは、「犯人逮捕と死亡ひき逃げの時効撤廃に向けて、諦めず頑張りたい」と話しました。
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