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「お前だけは許さない!」眼光鋭い“オオカミ型ロボットが”進化 背景に農作物への被害【久保田編集長の深掘り】|TBS NEWS DIG
赤く光る鋭い目で睨み、およそ70種類の音を出して威嚇する「モンスターウルフ」をご存じですか?農作物を荒らすシカやイノシシなどを追い払うためにつくられたオオカミ型ロボットです。その怖すぎる見た目のおかげで、これまで多くの害獣たちが畑から退散していきました。
しかし、「モンスターウルフ」にも弱点が…。じつは固定式のため、自分で動くことができず、特定の場所でしか活躍することができなかったのです。そこで、北海道のメーカーが大手自動車メーカーとタッグを組み、「モンスターウルフ」が大きな進化を遂げることに・・・。バージョンアップした「モンスターウルフ」の怖くも甘美な姿とは?!
■開発の背景に“被害額161億円”
NEWSDIG久保田智子編集長:
JNNのニュースサイトNEWSDIGの注目トピックをお伝えします。NEWSDIG編集長の久保田友子です。10月21日、私が注目するのは「『お前だけは許さない』モンスターウルフが進化」という記事です。正直怖いですよね。この「モンスターウルフ」とは一体どういうものなのでしょうか。
モンスターウルフは、赤く光る目が特徴です。2016年に北海道の町工場が開発をしたもので、オオカミ型ロボットです。約70種類の音や点滅するLEDで、イノシシやシカ、サルなどを追い払うことができます。現代版のかかしと言えるかも知れないです。
実は、背景には「野生の動物による農作物への被害額」があります。農林水産省によると、2020年度は約161億円と大変な額になっているんですね。これをどうにかしたいと発案されたのが、モンスターウルフです。
■なぜこんなにも怖い見た目に?
NEWSDIG久保田智子編集長:
怖いのには理由があるのです。というのも、多くの野生動物にとってオオカミが“天敵”だったのですが、今日本では野生のオオカミは絶滅したとみられているのです。それに伴って、農作物が食べられてしまっていることもあると思うんですね。農作物を守るために、改めてロボットとしてオオカミを復活させようという試みだということですね。
実際に効果も表れているようです。三重県の離島、答志島では、設置されたモンスターウルスおかげでイノシシ被害が減った、効果があったということです。設置から3年経った今も警戒を続けています。
■弱点だった固定式からの進化
「お前だけは許さない」のセリフも・・・
NEWSDIG久保田智子編集長:
実際、モンスターウルフは固定式ということで、設置されている場所ではいいですが、島の他の場所に自ら行ってイノシシを追い払うわけにはいかないという弱点があったのです。ただ、実は先日、進化を遂げたというニュースが出てきました。
動くようになりました。その名も「ウルフムーバー」といいます。大手自動車メーカーの「スズキ」とタッグを組みまして、下の部分は、農協農作業用のロボット台車を使うことによって動くことになったそうです。つまり、これで広い範囲で野生動物を撃退できるようになったわけです。
ちなみに「お前だけは許さない!」としゃべります。
国山ハセンキャスター:
ツッコミどころが多すぎて、何をツッコめばいいか分からないですが、モンスターウルフが動くわけではなくて、ウルスムーバに乗っているということですよね?
NEWSDIG久保田智子編集長:
そうとも言えますね。でも、全体でウルフムーバーと呼んでいいそうですよ。
小川彩佳キャスター:
「お前だけは許さない」という言葉に動物も反応して、怖いのですか?
NEWSDIG久保田智子編集長:
それは多分、農家の方の気持ちの代弁をしてあげているのだと思うんですね。やはりロボットで再現するのは、本当に道の長い大変なことですよね。実は、オオカミに近い存在を作ることによって、野生動物を追い払う取り組みは他にもあります。
■柴犬によるサル対策も
NEWSDIG久保田智子編集長:
実は、ニホンオオカミに近い遺伝子を持つ者がいることが最新の研究でわかってきました。その一つが「柴犬」です。柴犬を使った取り組みも行われていて、長野県では訓練を受けた32匹の柴犬がサルを追い払い、農作物を守るということが実践されていて効果を上げているということです。こちらの場合はロボットと違って、癒しも得られそうな気がしますよね。
国山キャスター:
それだけ被害も深刻ということですから、いろんな方法で守っていかないといけないですね。
NEWSDIG久保田智子編集長:
やっぱりオオカミを復活させる取り組みにこれからも注目していきたいと思いますね。DIGの検索ワードは「DIGお前だけは許さない」でアクセスをしてください。
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