上野動物園のパンダ「シャンシャン」 涙の最終観覧 今後、中国でどんな生活をする?【解説】|TBS NEWS DIG
21日、中国に送還される上野動物園のジャイアントパンダ「シャンシャン」。みんなから愛されるそのワケを取材しました。
■シャンシャン涙の最終観覧 約6万2400人が応募
日比麻音子キャスター:
シャンシャンは2月19日が最後の公開となりました。
▼19日の応募数 約6万2400人(倍率24倍)
シャンシャンは2017年6月生まれ。上野生まれのパンダで、赤ちゃんの様子から見られるのは29年ぶりでした。そして動物園が成長の様子を配信し、SNSで映像が広まりました。
11年間パンダを撮影している高氏貴博さん、シャンシャンの写真は100万枚以上撮ってきたということです。
【高氏貴博さんが撮影したシャンシャン トップ3】
1位:2017年12月(公開直後) この世にこんな天使がいたのかと驚いた
2位:2018年3月 桜と親子のコラボ 奇跡の1枚
3位:2018年12月 最後の親子写真→シャンシャンひとり立ち
実は、こんなスペシャルな1冊「パンダ自身」(光文社)が2月21日に発売となります。こちらは予約殺到で在庫切れ続出のようです。
そして3月から松坂屋上野店で開催される「パンダ自身フェス」でいろんなグッズが販売され、まだまだシャンシャン人気は続きそうです。
■シャンシャン 中国のどこへ? 「保護研究センター」ってどんなところ?
シャンシャンは21日に移動となるわけですが、中国へフライト6時間、さらに車で2時間かけて保護研究センターへ行くことになります。中国にはこの「ジャイアントパンダ保護研究センター」が各地にあり、2022年時点では飼育数は合わせて592頭だったということです。
保護研究センターとはどんなところなのか。シャンシャンの受け入れは具体的にどこなのかはまだわかってはいないんですけれども、例えば成都にある研究センターは東京ドーム約14個分の広さで、2022年は15頭が誕生したということです。施設の観光は可能、ネット配信もされますから、遠く離れた中国に行ってもシャンシャンの様子を見られるかもしれません。
ちなみに2月22日に中国に返還されるのが、和歌山のアドベンチャーワールドの3頭▼父 エイメイ(オス)▼オウヒン(メス)▼トウヒン(メス)です。
このアドベンチャーワールド(和歌山)、上野動物園(東京)、神戸市立王子動物園(兵庫)にもそれぞれパンダはいますから、まだまだ会えます。
井上貴博キャスター:
元々パンダを絶滅から守るという研究のための大任があるわけですし、繁殖のためには日本にいるより中国に行った方がいいんだよなって頭では理解していても、気持ちが追いつかない。
ホラン千秋キャスター:
パンダにとっては理想的な環境が整っているということで、新しいお家に早く馴染めますように…。
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