近畿での去年の倒産件数は『過去30年で最小』 貸し切りバス業は過去最多の14件(2022年1月12日)
去年1年間の近畿の企業の倒産件数が、過去30年間で最も少なかったことがわかりました。
「東京商工リサーチ」によりますと、2021年1月~12月の1年間に倒産した近畿の企業の数は1575件で、前年から500件近く減り、過去30年間で最も少なかったということです。新型コロナウイルス関連の支援策が増えたのが要因だとみられています。
(東京商工リサーチ 山本浩司部長)
「事実上破綻を先送りされている企業というのが自身で自立することができなければ、(2022年の)年間の倒産件数というのがぐぐっと増えてくる」
一方、インバウンド需要がなくなった「貸し切りバス業」の倒産件数は14件で、過去30年間で最多でした。
(帝国データバンク 白濱雄介副課長)
「支援金がちゃんと出ればいいんですけれども、出ない場合、もしくは遅れてしまう場合ですと個人向けのサービス業、飲食店などは打撃を受けるのではないか」
今後、「適切な支援が実施されなければ企業の倒産件数は他の業種でも増える」と予測されています。
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