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「ムダなものはこの世には一切ありません」京セラ創業・稲盛和夫氏(90)死去(2022年8月30日)
京セラの創業者・稲盛和夫氏が今月24日、老衰で亡くなっていたことが分かりました。90歳でした。
稲盛和夫名誉会長:「やはり人生腐らないで、真面目に一生懸命ですね、努力をしていくと。粗末な研究室で一生懸命、研究をしてやったんですが、そういう必死な努力と言いますか。その当時、研究室に、寮に住んでいる。その寮も自炊しとったんですが、寮から鍋と釜と七輪を研究室に持ち込んで、それで自分で自炊しながら、本当に夜を日を継いで研究に没頭しました」
技術者として最初に入った会社は、上司との衝突で3年で退社。京セラを立ち上げたのは、稲盛和夫さんが27歳の時、日本がちょうど高度成長時代に入ったばかりのころでした。
京セラは今や、年間1兆8000億円を売り上げる世界的なメーカーとなり、1984年に作った別会社も、KDDIとして国内2位の通信キャリアに成長させました。
資産は821億円とされ、世界にも信奉者の多い“カリスマ経営者”。その手法は『アメーバ経営』と呼ばれています。
組織を小さな集団に分けし、一人ひとりに経営者意識を植え付けるというものです。約700社に導入されているといいますが、最も有名なのはJALです。
稲盛和夫氏:「企業に集う社員一人ひとりが心から会社を愛し、会社の発展のために協力を惜しまない『社風』をつくりあげることが経営を成功させる必須条件であり、そのような社風をつくりあげることができれば、必ず会社は発展していく」
再建を託されたJALでは、フィロソフィー(哲学)を持つことを徹底させました。
JALフィロソフィー:「一人ひとりがJAL 本音でぶつかれ 率先垂範する 渦の中心になれ」
稲盛氏は1万6000人をリストラしつつも、JALを倒産からわずか2年で再上場させ、過去最高益も出し“JALの奇跡”とも呼ばれています。
稲盛和夫氏:「経営者やら株主やら、いっぱいいろんなことを言われて“働かされてる”と思った社員たちもですね『これは自分たちの会社だ』『努力をしなきゃならん』と。あの短期間で再建が成功した」
禅に傾倒していた稲盛氏は多くの言葉を残しています。
稲盛和夫一日一言(致知出版社):「われわれは状況の奴隷であってはならない」「正道を貫くことが一番楽なのです」「誰一人、何一つ偶然に生をうけたものはなく。したがってムダなものはこの世には一切ありません」
稲盛和夫氏:「私の人生を振り返ってみてもそうですが、謙虚さを維持してきたことが、今日の私をつくっている。努力家で、一生懸命努力をして成功される方、有名になられる方、そういう方が往々にして、謙虚さを失ったがために没落をしていかれるケースを見ていますが、どんな状態になろうとも、謙虚さは大事なことだと思います」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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