侮辱罪厳罰化で賛否両論 木村花さん母は厳罰化求める 衆議院法務委員会｜TBS NEWS DIG
国会では、SNS上の誹謗中傷対策を強化するため刑法などの改正案が審議されています。誹謗中傷を受け自ら命を絶ったプロレスラー・木村花さんの母親が参考人として出席し、侮辱罪の厳罰化を訴えました。
木村花さんの母 木村響子さん
「厳罰化になることによって、その抑止力で被害者も加害者も絶対に減らしていくことができると思ってます」
木村花さんの母・響子さんは衆議院・法務委員会で、「SNSの現状にあった法律を作っていただきたい」と刑法改正による侮辱罪の厳罰化を訴えました。ただ、「言葉狩りや言論封じに悪用されないよう適用に注意して欲しい」とも述べています。
一方、同じく参考人として出席した日弁連は「政治家に対する言動が処罰の対象になる危険がある」として、厳罰化に慎重な考えを示しました。
政府は、侮辱罪について「1年以下の懲役・禁錮または30万円以下の罰金」を追加した刑法などの改正案を国会に提出しています。
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