「責任感じる」自民・下村氏 旧統一教会“名称変更”関与否定も…野党ヒアリングへ(2022年8月5日)
旧統一教会の名称変更を巡って、当時・担当大臣だった自民党の下村博文前政調会長。4日、改めて関与を否定したうえで、「今となれば責任を感じる」と話しました。
■名称変更で国民に迷惑「想像できない話」
自民党・下村博文元文科大臣:「今後は(旧統一教会の)関係団体含め、一切の関係は断つと明言したいと思います」
旧統一教会の名称変更が認められた当時、文部科学大臣だった下村氏。所管する文化庁が、教団の申請を認めたことについて4日、このように話した。
自民党・下村博文元文科大臣:「今となったら責任は感じます。ただ、当時、名称変更した時、どこもほとんど報道されなかった。旧統一教会がそのことによって、何か新たな信者に迷惑を掛けるような、国民に迷惑を掛けるようなことは想像できない話」
■受理しろと言っておらず「関係なかった」
下村氏は3日、この問題について「文化庁が説明すべきだ」と述べたうえで、名称変更への関与を改めて否定していた。
自民党・下村博文元文科大臣:「当時の状況を踏まえて、今の文科大臣なり、文化庁なりが説明してもらいたい」「(Q.関与はなかったという主張は変わらない?)ええ。実際は、文化部長の決裁、判断ということで。私がそれを受理しろとかどうだとか、担当者に申し上げたことがなかったという意味で、関係はなかった」
■野党4党 “名称変更”合同ヒアリングへ
文化庁が開示した文書の名称変更を認められた理由の欄が、黒塗りになっていたことについては、次のように話した。
自民党・下村博文元文科大臣:「政治家が黒塗りにさせることは、あり得ない話。黒塗りでない部分を出してもらいたいと、文化庁に話をしました」
4日の午後、野党4党は合同ヒアリングを開く。
1997年、教団から最初に名称変更の打診があった当時、文化庁宗務課長を務めていた前川喜平元文科次官から話を聞く方針だ。
(「大下容子ワイド!スクランブル」2022年8月5日放送分より)
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