「遊戯王」高橋和希さん 沖縄で急死…遺体に損傷“海洋生物”か 「サメの可能性」も(2022年7月8日)

「遊戯王」高橋和希さん 沖縄で急死…遺体に損傷“海洋生物”か 「サメの可能性」も(2022年7月8日)

「遊戯王」高橋和希さん 沖縄で急死…遺体に損傷“海洋生物”か 「サメの可能性」も(2022年7月8日)

 人気漫画「遊戯王」の作者・高橋和希さんが沖縄県の海で、遺体で見つかりました。遺体には、サメなどの海洋生物に傷付けられたとみられる傷があったということです。

■世界中で人気…“突然の訃報”ファンに衝撃

 2004年まで、週刊少年ジャンプで連載された人気漫画「遊戯王」。単行本はシリーズ累計4000万部以上発行され、アニメや映画化もされました。

 さらに、多くの少年たちを魅了し続けているのが、「カードゲーム」です。

 「世界一販売枚数の多いトレーディング・カードゲーム」としてギネスに認定され、2011年にはカードの累計販売枚数が250億枚を突破。今も、世界中で人気を博しています。

 突然の訃報にファンは…。

 30代・会社員:「僕らの年代はやっぱり、皆アニメを見ていた人ばかりなので。すごく、驚きとショック」

 20代・学生:「(カードを通じて)色んな方と、つながることができたので。そこも一つの魅力」

 専門店で、希少価値の高いカードが高額で取引されることも度々、話題になりました。2枚で758万円という価格が付けられたカードもありました。

 福福トレカ店員:「世界的に愛されていて、海外のお客さんも日本のカードを探しに来る方も多くて。すごく盛り上がっているカードゲームの一つ」

■遺体に激しい損傷…“海洋生物”傷付けか

 高橋さんの死亡が確認されたのは、沖縄県の名護市安和の沖合です。

 6日午前10時半ごろ、マリンレジャーの関係者から、「死体らしきものが浮いている」と通報がありました。消防が現場に駆け付け、その場で高橋さんの死亡が確認されました。

 高橋さんは、Tシャツに水中マスク、シュノーケルとフィンを着用。利用していたレンタカーは、発見現場から直線距離で10キロ以上離れた恩納村の万座毛近くで見つかったということです。

 消防などによると、「腹や下半身には、海洋生物に付けられたとみられる激しい損傷があった」といいます。

■専門家「サメにかまれた可能性」 過去にも…

 海上保安庁が死因や当時の状況を調べていますが、シュノーケリングをしていたとみられる高橋さんに一体、何があったのでしょうか?

 沖縄の海に詳しいダイビングガイドは、次のように話します。

 沖縄ドリスタ ダイビングガイド・奥村友樹さん:「『カマストガリザメ』の可能性が高いのかなと思います。大きさは1.5メートルから2メートルぐらい。性格としては、臆病ではありますね。活発に動いている人間がかまれるとは思えないので。シュノーケル中に、何らかの水を飲んでしまったか。おぼれてしまって、そのまま流されてしまって。サメにかまれた可能性があるのではないかと思います。可能性がなくはないのは、イタチザメとかも。大きいのは、もう4メートルとか」

 イタチザメは、一般に“人食いザメ”として知られています。過去には、日本でもイタチザメに襲われ死亡した事故が報告されていて、今回も、その可能性は捨てきれないといいます。

 奥村さん:「1人では、助けを求めることもできませんし。何かあった時に、危ないので。必ず複数人で気を付けて、海を楽しんでもらいたい」

(「グッド!モーニング」2022年7月8日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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