【渋谷暴動事件】中核派活動家に検察側が無期懲役を求刑(2023年10月19日)

【渋谷暴動事件】中核派活動家に検察側が無期懲役を求刑(2023年10月19日)

【渋谷暴動事件】中核派活動家に検察側が無期懲役を求刑(2023年10月19日)

 52年前に東京・渋谷区で起きた「渋谷暴動事件」で殺人罪などに問われている中核派の活動家に対し、検察側は無期懲役を求刑しました。

 中核派の活動家・大坂正明被告(74)は1971年に他の学生らと共謀し、中村恒雄巡査(当時21)を鉄パイプなどで殴打したうえで、火炎瓶を投げ付けて殺害した罪などに問われています。

 今月19日に開かれた裁判で、検察側は「反社会的で極めて悪質。他に類を見ない残虐非道のリンチ殺人」などと指摘し、大坂被告に無期懲役を求刑しました。

 大坂被告は事件後、46年間にわたって逃走を続け、指名手配中の2017年に広島市内の中核派のアジトで逮捕されました。

 去年10月に開かれた初公判で「無実であり、無罪です」と起訴内容を全面的に否認しています。
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