「ぬれ煎餅」や「まずい棒」が貢献 銚子電鉄が6年ぶり黒字に(2022年7月5日)
のどかな田園風景の中を走り抜ける銚子電鉄。苦しい状況が続いていましたが、なんと6年ぶりに黒字化。赤字脱却の要因の一つには自虐ネタの商品も…。
5日で創業99周年を迎えた銚子電鉄。
赤字が続いていた事業も6年ぶりに黒字化。その立役者は意外なものでした。
銚子電鉄・柏木亮常務取締役:「鉄道部門が(売り上げ)およそ7800万円、副業部門がおよそ4億5000万円」
なんと、食品やグッズなどを展開する副業部門が大きく貢献。
では、銚子電鉄を支えた商品とは一体何なのか。
銚子電鉄・柏木亮常務取締役:「弊社製造のぬれせんべい。圧倒的売り上げ、シェアとなっている」
各鉄道会社と連携して販売するなど売り上げが好調。さらに…。
銚子電鉄・柏木亮常務取締役:「まずい棒も、おかげさまで好調に販売が推移していた」
経営がまずいということで販売された「まずい棒」。
銚子電鉄・柏木亮常務取締役:「資金が枯れそうなので、チキンカレー味とか発売した」
売り上げに貢献したということで、資金枯れは何とか回避。
一方で、気になるのは利益。
銚子電鉄・柏木亮常務取締役:「21万円の黒字計上」
使い道は…。
銚子電鉄・柏木亮常務取締役:「使い道というよりは配当ができない。皆様にお買い求め頂いた結果、黒字になったということが大事」
そして今年はコロナの緩和もあり、幸先の良いスタートが切れたといいます。
銚子電鉄・柏木亮常務取締役:「5月は久しぶりに、コロナ以前の数字を上回るようなお客の数と売り上げ。皆様にお越し頂けるような鉄道会社を目指しながらやっていきたい」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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