「動物ショーやめます」水族館 驚きの決断“廃止”(2022年6月20日)
水族館の目玉の一つ、イルカショー。この大人気のイベントを東京・品川区立の「しながわ水族館」が廃止することを決めました。
31年前の開館当初は、都内で初めてイルカショーが見られる水族館として話題となりましたが、民間の水族館でもショーが行われるようになり、独自性が薄れたといいます。
また、世界的に動物愛護の観点からイルカショーへの批判があることも踏まえ、5年後に予定される施設のリニューアルを機に、イルカショーを終了することになったということです。
40代女性:「見て一番動きがあるのが、イルカとかショーなので。それがなくなっちゃうと、印象付けにくくなるというか。それは、ちょっと寂しいですね」
さらに、高知県にある桂浜水族館でも、アシカやトドのショーを廃止すると宣言しました。
桂浜水族館 公式ツイッター:「ショーを廃止します!!」
一日に3回から4回、繰り返し行われるショーが、動物にもスタッフにも負担になっていたといいます。
桂浜水族館・丸野貴也さん:「今、飼育している動物たちが、どうやったら楽しく長生きして、桂浜水族館で過ごせるかなっていうのを考えた時に、こういう決断に至りました」
この決断にSNSでは、次のようなコメントがありました。
「世の中の流れが変わった今の世の中では、賢明な選択かもしれない」
「子持ちの人は、子どもに見せてあげたいって気持ちもあるだろうから、反対の人も多いだろうけど・・・」
ただ、動物の健康維持のため、遊びを兼ねたトレーニングは今後も行い、その様子をユーチューブなどで配信するということです。
桂浜水族館・丸野貴也さん:「ショーだったら、マイクだったりとか、BGMだったり、台本にのせて、お客さんにお届けするのがセオリーなんですけど。我々はそれをやめるということなので、ありのままの動物と飼育員の姿を見て頂ければなと」
(「グッド!モーニング」2022年6月20日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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