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ふるさと納税・返礼品で“偽装発覚”・・・最高級ウニ「利尻産」に「ロシア産」混ぜる(2022年6月13日)
ふるさと納税の返礼品で、“偽装”が発覚です。北海道・利尻町産のウニに、ロシア産が混ざっていて、「口の中に苦みしか残らない」と苦情が複数寄せられていました。
■ふるさと納税“クレーム20件”
色が黒ずみ、形が崩れたウニ。全体にくすんだオレンジ色の汁が広がっています。
北海道・利尻町が実際に、ふるさと納税の返礼品として送ったウニの写真。ホームページで紹介されている写真と比べると、形や色合いが異なっているのは、一目瞭然です。
町が納税サイトの評価欄で、異変を感じたのは、今年1月でした。
利尻町への取材から:「全く甘みが感じられない」「口の中に苦みしか残らない」「おいしさが感じられない商品」
4月までに20件のクレームが寄せられ、驚いた町が抜き打ち検査を行うと、味や外見に明らかな異常が見つかります。
当初、製造元の水産加工会社「カネマス上田商店」は、次のように説明していました。
カネマス上田商店:「寄付件数が多いので、統計学的にクレームは一定数ある」
その後も社長は、偽装を「やっていない」と否定し続けていましたが、今月になって「ロシア産のウニ」を混ぜていたと話し、産地偽装を認めました。
利尻町は、2020年度のふるさと納税額がおよそ2億4000万円。人気の納税先の一つです。
中でも、返礼品として1番人気なのは、「エゾバフンウニ」です。「エゾバフンウニ」は、濃厚で甘みの強い、とろけるような味わいが魅力。生産量が少ないことから、「最高級のウニ」とも呼ばれています。
■ふるさと納税“返礼品400件”
東京・築地にある鮮魚店に話を聞きました。
斉藤水産 統括責任者・斉藤又雄さん:「ウニの中でも、利尻産はブランド品。やはり価値は全然違う。食べたら、はっきり分かるようなものではないか」
一方、ロシア産のウニも利尻産に比べ、価格は安いものの、品質自体は悪くないといいます。
斉藤水産 統括責任者・斉藤又雄さん:「(Q.違いは製造過程で変わる?)そうですね。加工している業者によって、だいぶ違う。見た目で汁が出ている。白っぽくなっているなどは問題外」
今回、水産加工会社が偽装を認めたのは、今年1月に出荷した冷凍ウニ、およそ3000件のうち400件です。
しかし、会社側はどの商品にロシア産を混ぜたのか、把握できていないといいます。
町は、この会社について、ふるさと納税の協力事業者の登録を取り消しました。希望者には、全額を返金するとともに、加工会社側に損害賠償を求める方針です。
(「グッド!モーニング」2022年6月13日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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