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「コーヒーかす」が“宝の山”に? 家具変身 野菜作り 再びドリンク・・・2050年問題も(2022年6月9日)
普段は、ごみとして捨ててしまう“コーヒーかす”を有効活用する動きが広がっています。
■“コーヒーかす”が・・・「家具」に変身
朝の目覚めの一杯として欠かせないコーヒー。飲んだ後に、必ず出てしまうコーヒーかすが、宝の山になるかもしれないのです。
まず訪れたのは、東京・港区にあるオフィス。コーヒーかすで作られたものがあるといいます。
株式会社NOD・溝端友輔代表:「コーヒーかすを利用した、テーブルになります」
なんと、コーヒーかすで作った“家具”です。およそ100杯分のコーヒーかすが、3Dプリンターで生まれ変わりました。
豆の種類や煎り方によって、様々な色味が楽しめるのも魅力。他にも、セメントに混ぜ合わせ、内装用のボードとして使われることもあります。
■目指すのは・・・コーヒーの“完全循環”
次に訪れたのは、福岡市にあるカフェ。自社で焙煎したコーヒーだけでなく、人気を集めているのが、野菜です。
実は、この店では、コーヒーかすから肥料を作っているのです。
マヌコーヒー・鶴田弘三さん:「うちで作った肥料で育てた野菜」「(コーヒーかすは年間)4トンくらい。燃えるごみで出していると、焼却処分の際に、温室効果ガスが出たり、環境に良くないので、なるべく再利用できないかなと。(廃棄は)今では、ほぼゼロです」
コーヒーかすを植物に良い肥料に改良したのが、「金澤バイオ研究所」。所長の金澤晋二郎さんは50年以上、土壌の研究をしてきた元大学教授です。
金澤バイオ研究所・金澤晋二郎所長:「(コーヒーかすは)植物に必要な栄養素を土に蓄えてくれる。貯蔵庫!」
他の原料を一緒に混ぜ、90度の高温で自然発酵させることで、植物に良い有機物へ生まれ変わります。
カフェでも畑を借りて、野菜作りを始めました。
マヌコーヒー・スタッフ:「自分たちで作ったモノを自分たちで食べると、良いものだなと思う」
立派な野菜が作れるようになった今、次の挑戦に乗り出しました。それが・・・。
マヌコーヒー・中澤豪助さん:「(この肥料で)コーヒーの木を育てています。それを使って、コーヒーを提供するというプロジェクトに取り組んでいます」
目指すのは、コーヒーの“完全循環”です。
マヌコーヒー・鶴田弘三さん:「植物を扱うコーヒー店の責任を果たしていきたい」
■「ネオ・コーヒー」で“問題解決”
コーヒーかすを再びドリンクに生まれ変わらせるという驚きの取り組みも行われています。
ソーイ・石垣哲治代表取締役:「“ネオ・コーヒー”という名前を付けさせてもらっています」
単純に再利用するだけでは、苦くて後味に違和感の残ってしまうコーヒーかす。ペースト状に加工し、独自の技術で発酵させることで、再びおいしく飲めるように変身しました。
ネオ・コーヒーが普及すれば、コーヒー業界が直面している“ある問題”も解決できるといいます。
ソーイ・石垣哲治代表取締役:「(コーヒーには)地球温暖化で2050年問題というのがありまして。(アラビカ種の)コーヒー豆の作付面積が半減すると言われています。(コーヒーかすを)もう一度、飲むとなると、大体2杯から3杯分くらい余分にとれる」
(「グッド!モーニング」2022年6月9日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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