「最後の拠点」主要部からウクライナ軍が撤退 ウクライナ東部ルハンシク州|TBS NEWS DIG
ロシア軍とウクライナ軍の激しい攻防が繰り広げられているウクライナ東部ルハンシク州について、州知事は「最後の拠点」とされるセベロドネツクの主要部からウクライナ軍が撤退したと明らかにしました。
ウクライナ東部ルハンシク州のガイダイ州知事は8日、ルハンシク州について、98%以上がロシア軍の支配下にあると明らかにしました。
ルハンシク州 ガイダイ知事
「セベロドネツクの大部分はロシア軍に支配されているが戦闘は続いている」
そして、ルハンシク州におけるウクライナ側の「最後の拠点」とされるセベロドネツクについては、ウクライナ軍が主要部から撤退し、「支配しているのは市の郊外だけになった」としつつも依然として抗戦を続けていると強調しました。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「大規模な戦争が105日目を迎えたいまも、セベロドネツクはドンバス地方における戦闘の中心であり続けている」
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領はセベロドネツクの攻防がルハンシク州とドネツク州を含むドンバス地方の命運を握っているとの認識を示し、その重要性を強調しました。
こうしたなか、ロシアとトルコの外相がウクライナの穀物輸出などをめぐり会談しました。
会談でロシアのラブロフ外相はロシアによる黒海封鎖でウクライナからの穀物輸出が滞っている問題について、「ロシア側は何の障害も設けていない」と主張。
港などに仕掛けられた機雷について、ウクライナ側に「取り除くか安全な回廊を作る気があるのならば、この問題が解決に向かうと期待する」と述べ、ウクライナが除去すべきとの考えを示しました。これについて、機雷の除去がロシア軍の攻撃につながると主張するウクライナ側は反発しています。
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