阪神・淡路大震災「1.17のつどい」今年の竹灯籠の文字は『忘』に決定(2022年1月11日)

阪神・淡路大震災「1.17のつどい」今年の竹灯籠の文字は『忘』に決定(2022年1月11日)

阪神・淡路大震災「1.17のつどい」今年の竹灯籠の文字は『忘』に決定(2022年1月11日)

1月17日に行われる阪神・淡路大震災の追悼のつどい。竹灯籠を並べて作られる今年の文字が発表されました。

 毎年1月17日に神戸・三宮の東遊園地で行われる阪神・淡路大震災の追悼行事「1.17のつどい」では、会場に竹灯籠を並べて文字が作られます。震災から27年を迎える今年は、“忘れない”という思いを込めて「忘」の一字が選ばれました。

 (阪神淡路大震災1.17希望の灯り(HANDS) 藤本真一代表)
 「2年前から新型コロナウイルスの感染拡大、日常の中に阪神・淡路大震災という経験が紛れてしまっていると。今だからこそ、この『忘れない』という文字を中心に、もう一度みなさんであの日あの時を思い返す時にしたい」

 東遊園地の整備工事により会場のスペースが限られていることから、今年は竹灯籠の数を去年の半分以下にして、竹灯籠で作る文字の大きさも半分になります。

 また当日、大阪府に住むシンガーソングライターの田代作人さん(37)が遺族代表として言葉を述べることが決まりました。田代さんは神戸市東灘区の自宅で家族7人で暮らしていましたが、あの日、震災で自宅が全壊し、姉の瑞恵さん(当時17)ががれきの下敷きになって亡くなりました。

 (シンガーソングライター 田代作人さん)
 「(阪神・淡路大震災について)割合的にもだいぶ知らないという世代が多くなってきて。辛い出来事やったりするし、思い出したくなかったりする方もたくさんいらっしゃると思うんですけれど、その中でもこういうことがあったということは伝えていかないといけないなと」

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