“最後の言葉”は「お母さんごめんね」・・・福岡5歳児餓死事件(2022年6月7日)
当時5歳だった三男・翔士郎ちゃんを餓死させたとされる碇利恵被告(40)。6日、福岡地裁で初公判が開かれました。
保護責任者遺棄致死の罪に問われている碇被告は、裁判長から起訴内容に間違いがないか聞かれると、「大丈夫です」と答えたといいます。
碇被告から、金銭をだまし取る目的で、生活費や食事量までコントロールしていたとされるのが、ママ友の赤堀恵美子被告(49)です。
赤堀被告は、碇被告を従わせるため、度々「ボス」の存在をほのめかしていました。
赤堀被告に、ボスに仕立てられた女性が取材に応じました。
ボスとされたAさん:「食事制限も、私からそう言われたと。なぜ、そこまでしたのか。泣いているあの人には、聞けなかった」
碇被告に面会したこの女性は、碇被告から翔士郎ちゃんが息を引き取る間際の様子を聞いたといいます。
ボスとされたAさん:「『お母さんごめんね』と言って、(翔士郎ちゃんは)倒れられたそうです。碇被告は翔士郎くんに『ごめんね』と言いたいんだと思います」
6日の初公判で、検察側がこう指摘しました。
検察側:「(碇被告は)自分で考えて行動する力は十分にあり、赤堀被告の指示に逆らい、被害者を助けることはできた」
判決は、今月17日に言い渡される予定です。
(「グッド!モーニング」2022年6月7日放送分より)
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