引き揚げられた「KAZU1」 特殊救難隊の隊員が船内を捜索(2022年5月28日)

引き揚げられた「KAZU1」 特殊救難隊の隊員が船内を捜索(2022年5月28日)

引き揚げられた「KAZU1」 特殊救難隊の隊員が船内を捜索(2022年5月28日)

 北海道の知床沖で起きた観光船の沈没事故です。作業船に乗せられて27日、網走港に到着した「KAZU1」では28日、水抜き作業が行われ、特殊救難隊の隊員が船内を捜索しました。

 行方不明者が取り残されていないか、乗客の持ち物などが残ってはいないか・・・。捜索は約20分間、特殊救難隊員4人で行ったといいます。

 KAZU1の船内は潜水士が海中で見ていますが、水中の作業ということで狭い区画は見れていないため、今回の捜索で船内をくまなく見たといいます。

 ただ、結果については、まずは乗客の家族に説明するということです。

 新たに分かったこともあります。船内の水が抜かれた後、船体を陸揚げし、早ければ来月1日にも乗客の家族に見せる方向で調整が進んでいるというのです。

 関係者によりますと、乗客の家族から船を見たいという要望があったそうです。

 乗客乗員26人のうち14人が死亡し、依然12人の行方が分からない事故。

 海上保安庁は事故原因の究明を進めています。

※「KAZU1(ワン)」は正しくはローマ数字
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