- 国立がん研究センター中央病院の技術部長を逮捕 業者から賄賂を受け取ったか(2022年10月5日)
- 外資系高級ホテル「フォーシーズンズホテル」大阪・堂島に開業 200万円超の客室も 狙いは富裕層
- 【松岡修造のみんながん晴れ】飢餓も貧困も解決!土が世界を救う(2023年1月22日)
- 「娘の死が無駄になっている」絶えない凶悪事件に殺人事件遺族の「宙の会」が悲痛な思い訴え | TBS NEWS DIG #shorts
- 店員が背を向けた瞬間、上着の中に!中古買取店で“最新iPhone”窃盗の瞬間|TBS NEWS DIG
- 看護現場「倒れてしまう」感染拡大“人手不足”深刻化 学童保育で“出勤停止”相次ぐ(2022年1月10日)
「若者の和菓子離れ」老舗“突然廃業”・・・広がる波紋(2022年5月23日)
東京・武蔵村山市にある創業74年の和菓子店「紀の国屋」。看板商品の「最中」などが多くの人に親しまれ、多摩地区を中心におよそ20店舗を展開してきました。
和菓子店「紀の国屋」:「本日をもって、廃業させて頂くことになりました 多くのお客様に支えて頂きましたが、力が至らず、残念な結果となってしまいました」
16日、店先に貼られた「閉店のお知らせ」。老舗和菓子店の突然の廃業に利用客は、次のように話します。
70代:「なくなるって聞いて、びっくりした。いつもここ通りなので、小銭があったら、だいたい2個くらい買うので」
50代:「とても、おいしかったです。近所にやっぱり、ちょっとこういうおいしい和菓子屋さんがあるのは、やっぱり年配の方とか、楽しみにしてる方もいらっしゃるし。とても残念です」
「若者の和菓子離れ」が指摘されるなか、紀の国屋も顧客の高齢化により、売り上げが徐々に下がっていました。
それに加え、コロナ禍による手土産需要の減少。砂糖など原材料の高騰が収益を圧迫したということです。
突然の廃業による影響は、取引先にも及んでいました。倉庫を埋め尽くしているのは、和菓子を入れる菓子箱です。
62年間、紀の国屋の菓子箱を作ってきた会社。紀の国屋から廃業の連絡は一切なく、およそ5万8000個の在庫が行き場を失っている状態だといいます。
池田屋紙器製作所・社長:「うちのお客さんとしては、(紀の国屋に)半分近い売上を養ってもらったが、急に何の一言も無くやめた。何で?というのが本音だが、やっぱり一言もなかったので」
残っている箱は現在、SNSを通じ、一般向けにも販売しているということです。
池田屋紙器製作所・社長:「孫がじいちゃんが大変だから、いいかなって言って。SNSにやってくれたけど、やったら広がっちゃった。ネットのおかげで、お客さんが来て、持っていきました。後先は、また何か考えていきたい」
(「グッド!モーニング」2022年5月23日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く