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総理「マスク着用緩和は現実的でない」GW明け・・・感染増加 沖縄で“医療ひっ迫”(2022年5月12日)
12日の新型コロナ感染者数は、全都道府県で先週木曜日を上回りました。11日に過去最多を更新した沖縄は3日連続で2000人を超えています。
沖縄県立中部病院では、待合室が密になるのを防ぐために車のなかで診察を待つ人もいます。こちらの病院は、もう第7波との認識です。
沖縄県立中部病院感染症内科・椎木創一副部長:「ゴールデンウイーク中、もしくは明けてから、やはり熱・せきの症状でコロナではと心配で受診される方が非常に増えている。一番今ひっ迫している、危険な状態になっているのは救急医療」
救急診療の待ち時間は、5時間を超える時も。そのため10日から、手術や検査などの一部制限に踏み切りました。
沖縄県立中部病院感染症内科・椎木創一副部長:「正直まだまだ前哨戦。これからさらに増える可能性がある。本格的に病床を作ったり、マンパワーが必要になっている。抜本的に救急医療のやり方を見直さなければいけない」
沖縄の病床使用率は55%を超えています。気になるのは、3回目のワクチン接種率が全国最下位であること。沖縄県は13日から、市民に対策を呼び掛ける独自の『コロナ感染拡大警報』の発出を決めました。
沖縄県・玉城デニー知事:「今後、連休中に感染した方からの2次感染で、さらに拡大する恐れがあり、その拡大は現在より大きくなる可能性も指摘されている」
東京ではゴールデンウイーク終盤から、感染者数が6日連続で前の週を超えています。12日は4216人。先週木曜から1900人近く増えています。ゴールデンウイーク中に変化があったといいます。
東京都医学総合研究所・西田淳志氏:「特にハイリスクな深夜帯の滞留人口で、若年層の割合の増加が目立っており、3回目のワクチン接種率が比較的低い若年層の感染拡大が懸念される」
東京でも追加接種は伸び悩んでいて、20代は37%にとどまります。東京の感染状況が、すぐに首都圏へと波及するのはいつものこと。千葉大学病院ではゴールデンウイーク前、重症患者が3人にまで減っていたのですが・・・。
千葉大学病院感染制御部・猪狩英俊部長「じわじわと(ゴールデンウイーク)後半になって入院患者が増えて、現在8名。決して多い状態ではないが、短期間の患者の動向を見ても、少しずつ増えているのではないか。それぞれ基礎疾患あって重篤な患者が入ってきている。簡単な症例ではない人が多い」
ゴールデンウイークで人出が急増した影響は避けられそうにありません。新幹線や特急などを利用した、一日あたりの人数は、2年前と比べると12倍近く増えていたことが分かりました。
ゴールデンウイークが明けてからの状況を、どう捉えたら良いのでしょうか。
国際医療福祉大学・松本哲哉主任教授:「ゴールデンウイーク期間中は休診の医療機関も多く、検査体制も影響を受けたので、今、感染が増えているというのは、まだ(判断が)難しいのではないか」
そのうえで、東京で感染者が増えても1万人以内だったら医療のひっ迫は起こらないのではないかとしています。
国際医療福祉大学・松本哲哉主任教授:「ゴールデンウイーク中に感染が広がりやすい要因があったにもかかわらず、1万人程度で収まるということであれば、今後も一定程度、社会活動を維持できるようになる」
一方、世界では今、マスクの着用義務がどんどんなくなっています。
立憲民主党・川田龍平参院議員:「G7で総理、マスクしてなかったと思うが、マスクはいつ外せるのか」
岸田総理:「海外出張の際にマスクをしていなかったのではないかという指摘。海外出張先、相手国のルールに沿って対応した次第。できる限り行動制限をせずに、社会経済活動を回していきたいが、今の段階でマスクの着用を緩和することは現実的ではないと、政府としては考えている」
ただ、これまで通り、屋外では人との距離が2メートル以上取れる場合は、必ずしもマスクの着用は必要ないとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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