原因不明の子どもの急性肝炎アメリカで５人死亡ＣＤＣ発表、イギリスでは１週間で１８例増加

原因不明の子どもの急性肝炎アメリカで５人死亡ＣＤＣ発表、イギリスでは１週間で１８例増加｜TBS NEWS DIG

イギリスなど相次いで確認されている原因不明の子どもの急性肝炎について、アメリカの保健当局はこれまでに5人が死亡したことを明らかにしました。

アメリカのCDC=疾病対策センターは6日、最新の調査結果を発表し、去年の10月から原因不明の子どもの急性肝炎と疑われる事例が国内で109人に上り、このうち5人が死亡したことを明らかにしました。

9割の子どもは入院して、14パーセントは肝臓の移植手術を受けたということです。

また半数以上がアデノウイルスに感染していたことを確認したということで、引き続き急性肝炎とアデノウイルスとの関連性について調査を進めるとしています。

一方、イギリスの保健当局は6日、子どもに見られる原因不明の急性肝炎について、新たに18例が報告されたと発表しました。これで累計の患者数は163となり、うち88人は完全に回復、もしくは退院しました。

死亡例は報告されていませんが、30人は発症から4週間以上入院しました。11人は肝移植を受けています。

またアデノウイルス検査をした126人のうち72%にあたる91人からアデノウイルスが検出されました。

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