「数年に一度」強烈寒波で積雪1メートル超も 北海道で今季最低マイナス27.5℃観測(2021年12月25日)

「数年に一度」強烈寒波で積雪1メートル超も 北海道で今季最低マイナス27.5℃観測(2021年12月25日)

「数年に一度」強烈寒波で積雪1メートル超も 北海道で今季最低マイナス27.5℃観測(2021年12月25日)

 数年に一度のレベルの強烈な寒波の影響で日本海側を中心に警報級の大雪になる恐れが出ています。この後、週明けにかけて1メートル以上の積雪が予想される地域もあります。

 クリスマスの25日、日本付近には数年に一度の強烈な寒波が流れ込み、各地で荒れた天気となりました。

 青森市では断続的に雪が降っていて大雪や風雪、雷、なだれなどの注意報が発表されています。

 秋田市では24日午後の積雪は0センチでしたが、25日一日で状況が一変しました。

 今後、猛吹雪や警報級の大雪に警戒が必要です。

 雪による事故でしょうか。札幌市では・・・。

 通報した登山客:「雪に埋もれているテントを発見して中に人がいるようだ」

 通報したのは空沼岳の万計沼付近を通っていた登山客でした。

 消防によりますと、ヘリコプターでテントを発見し、救助隊がテントにいる30代の男性を見つけました。

 男性は意識不明の状態で病院へ搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。

 北海道歌登では今シーズン全国の最低気温となるマイナス27.5度を観測しました。

 この強烈な寒波の影響で25日夜には雪の範囲が急速に広がる見込みです。

 気象予報士・佐藤圭一さん:「今夜から西日本の大雪のピークとなりまして、山陰地方はもちろん近畿など西日本の市街地でも雪が10センチ以上積もるところもありそうです。普段、雪に慣れていないところですので、車の立ち往生だったり交通機関の大きな乱れ、集落の孤立などに十分な注意が必要です。不要不急はできるだけ控えた方がいい、そんなレベルの寒波になりそうです」

 日本列島は週明けまで冬の嵐となり、平地も含め大雪や吹雪に警戒が必要です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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