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「巨大地震」最新の研究結果公表 新たに3か所で“要警戒”(2022年3月25日)
南海トラフの想定震源域に含まれる日向灘や、南西諸島周辺でマグニチュード8クラスの巨大地震が起きる可能性があるという最新の研究結果が公表されました。
政府の地震調査委員会は四国と九州の間の日向灘や、九州から沖縄に連なる南西諸島周辺の地震について、一定期間内に発生する確率などを18年ぶりに見直しました。
今回の評価では、新たに3種類のマグニチュード8クラスの巨大地震が起きる可能性があると示されました。
1つ目は日向灘におけるマグニチュード8クラスの巨大地震です。この地域で1662年に起きた地震がマグニチュード8に近かった可能性があることが分かり、評価が見直されました。
2つ目は南西諸島周辺及び沖縄県の与那国島周辺におけるマグニチュード8クラスの巨大地震です。1911年に鹿児島県の喜界島周辺で起きたマグニチュード8の地震がこれまで考えられていたよりも震源が浅かったという説が有力となり、同じ程度の巨大地震が起きる可能性があると評価されました。
ただ、どちらも発生頻度などのデータが足りず、今後30年以内に地震が発生する確率は不明となっています。
3つ目は、1771年に先島諸島を最大30メートルほどの津波が襲った「八重山地震津波」のような巨大地震です。先島諸島に残された津波の堆積物から過去にも1771年と同じ程度の津波が3回発生していることが明らかになり、巨大地震が再び起きる可能性があると評価されました。
しかし、津波の原因には諸説あり、不明な点も多いことから発生確率は出されませんでした。
また、これらの地震の評価にあたって、対象とする領域や地震の規模の幅を新たにしたためそれぞれの地域での発生確率が改めて公表されました。
今後30年以内にマグニチュド7から7.5の地震が起きる確率は日向灘で80%程度、与那国島周辺で90%以上、南西諸島北西沖では60%程度と改めて高い数値が示されています。
また、マグニチュード6.7から7.4の地震が起きる確率は瀬戸内海西部の安芸灘から伊予灘、豊後水道にかけて40%程度となっています。
加えて地震調査委員会は今まで調査が難しく、データが不足していた海域の活断層を対象とした地震の発生確率も初めて公表しました。
鳥取県から長崎県沖にある日本海南西部の海底活断層について今後30年以内にマグニチュード7以上の地震が発生する確率は全体で8から13%とされました。
地震調査委員会は原子力発電所など特定の施設からの海底活断層の距離は公表していませんが、資料によると島根原発から最も近い海底活断層までの距離は10キロ未満、玄海原発からはおよそ50キロとみられます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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