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キエフで“外出禁止令”・・・米メディアが警鐘「市街戦なら史上最大規模」(2022年3月16日)
ウクライナの首都キエフでは、眠れない日々が続いています。
■ロシア軍攻撃・・・戦場カメラマン死亡
キエフ・クリチコ市長:「破壊されたビル。破壊されたインフラ。市バスがロケットに攻撃されました。命が失われています。これが真実だ」
突然、住宅街を襲うロシア軍のミサイル。キエフでは、ロシア軍による攻撃が激化。15日には、2つの集合住宅が爆撃され、少なくとも3人が死亡しました。
救助活動をした男性:「ひどすぎる。何と言ったらいいか分からない」
さらに、キエフ近郊で取材を続けていた、アメリカのFOXニュースの戦場カメラマン、ピエール・ザクルゼフスキーさん(55)が14日、車で移動中にロシア軍の攻撃を受けて死亡しました。
同行していたジャーナリストもけがをしましたが、一命は取り止めました。
■「史上最大の規模」市街戦に警鐘
状況が悪化するなか、15日に突如、キエフでは、外出禁止令が発令されました。
キエフ・クリチコ市長:「軍事本部の判断により、本日3月15日午後8時より、キエフでは外出禁止令を導入します」
期間は、現地時間の15日午後8時から17日午前7時までの35時間。キエフ州全域で行われ、その間、防空壕(ごう)への避難以外に外出する際は、許可証が必要になります。
キエフ・クリチコ市長:「すべての市民へのお願いです。家にいて下さい。空襲警報があれば、避難所に行って下さい。首都はウクライナの中核です。私たちは抵抗します」
市街地での戦闘が激化するということなのでしょうか。海外メディアは警鐘を鳴らしています。
元米軍幹部:「もし、キエフで市街戦になった場合、史上最大の規模になります」
さらに、第二次世界大戦におけるドイツとソ連の戦いで、200万人以上が死傷したとされる市街戦を例えに出し、次のように話しました。
元米軍幹部:「スターリングラード攻防戦の3倍の規模です。ロシア軍にそれだけの兵力、スキルがあるのかどうか。あったとしても、大変な戦いになります」
■外出禁止令は「3カ国首脳を守る」
一方、日本の専門家は、外出禁止令には、別の狙いもあると指摘します。
軍事ジャーナリスト・黒井文太郎さん:「3カ国の首脳がキエフに入るなら、ロシア軍としては、攻撃の絶好のチャンス。外に出て動いている人間の中に、ロシア側の工作員がいる可能性もあるから。警報の意味もあるが、基本的には3カ国の首脳を守る(ため)」
キエフに潜伏しているロシア側の工作員の動きを封じ、訪れた首脳たちへのテロを防ぐ狙いもあるというのです。
■“侵攻後初”の米中会談・・・支援は?
迫る首都侵攻。その裏で、アメリカと中国に動きがありました。ウクライナ侵攻後、政府高官による初の米中会談がローマで行われたのです。
“中国に支援を求めている”と報じられているロシア。会談は7時間に及び、アメリカ側は、支援した場合は制裁を検討するとして「深い懸念を伝えた」ことを明らかにしました。
果たして、中国によるロシアへの軍事支援は行われるのでしょうか?
(「グッド!モーニング」2022年3月16日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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