退職金つぎ込み・・・ハンググライダーで全国空中散歩“定年の星”(2022年3月14日)
文字通り、日本全国を飛び回っています。
ハンググライダー歴40年のベテラン。まさかの事態が・・・。
なんと、木に接触。濱田革さん(61)です。
およそ3時間後に無事救出。幸い、体もハンググライダーも無傷でした。
これほどの失敗は久しぶりだといいます。
濱田革さん:「30年前くらいですか。申し訳ないです」
実は濱田さんは現在、長年の夢を実現させています。
濱田革さん:「体が元気なうちにもっと飛びたい思いが強かったので、全国のエリアを飛び回ることにしました」
去年、北海道庁を定年退職した濱田さん。退職金をつぎ込んで、全国の空を飛ぶ旅に出ました。
濱田さんがハンググライダーに魅せられたのは学生時代。
濱田革さん:「テレビでアメリカの海岸線を飛んでいるのを見て、これは絶対やりたいと」
大学生の時、初めて大空に舞いました。
濱田革さん:「やっぱり地上のことを忘れるんですよ。気持ちが洗われる。ストレスが吹っ飛ぶ」
現在、濱田さんは北海道から運転してきた車の中で主に生活しています。
濱田革さん:「電気圧力鍋でシチュー作ったりカレー作ったりして、基本的には自炊をする」
食費や宿泊費を切り詰め、ハンググライダーで飛ぶ経費に回しているといいます。
濱田革さん:「風呂代は財布と相談しながら、入ったり入らなかったりします」
札幌に家族を残しての一人旅。妻は退職金を使い込む夫を、どう思っているのでしょうか。
妻・浪子さん(51):「頑張って働いた本人の退職金ですから、なかなかできることではないので、思いっきり楽しんでほしいなと、送り出しています。(Q.グライダーはやる?)いや~。やらないです。高所恐怖症なので」
コロナ禍であることをひと時忘れる、ハンググライダーでの空中散歩。
第二の人生を謳歌(おうか)する、濱田さんの全国行脚は続きます。
濱田革さん:「魂のフライトというか、心が洗われるフライトが時々あるけど、きょうはそのような感じでしたね」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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