岸田総理 ロシア侵攻踏まえ安保理改革の必要性強調(2022年3月14日)
国会で岸田総理大臣は、ロシアによるウクライナへの侵攻を踏まえ、国連の安全保障理事会を改革する必要性を強調しました。
(政治部・澤井尚子記者報告)
岸田総理は、安保理でのロシアの拒否権行使を制限することなどを念頭に国連改革の必要性を訴えました。
岸田総理大臣:「国際社会の平和と安定に大きな責任を持つ、国連安全保障理事会の常任理事国であるロシアの暴挙は、新たな国際秩序の枠組みの必要性を示していると考えています」
ただ、改革は難しいのが現状です。外務省幹部は「国連憲章の改正には、ロシアの賛同も必要だ」として「実質的に不可能」との認識を示しています。
また、ロシア側が原発を攻撃していることを踏まえ、岸田総理は日本の原発に関し、機動隊の活用など警備の強化に前向きな考えを強調しました。
一方、新型コロナ対策を巡っては、一律10万円の再給付について「現時点では考えていない」と慎重な姿勢です。
政府は現在、18都道府県に適用している「まん延防止措置」の21日の期限での一斉解除を目指していて、16日にも最終判断する方針です。
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