ザポロジエ原発をロシア企業が「接収」
ウクライナ情勢です。ウクライナの原発運営会社は、ロシア軍に制圧されていた南部のザポロジエ原発がロシア側に接収されたと発表しました。
ウクライナ国営の原発運営会社「エネルゴアトム」によりますと、ザポロジエ原発をロシア側が接収したということです。現場で働いているのは引き続きウクライナの従業員ですが、400人のロシア兵が常駐しているほか、ロシアの放射線の専門家らが現地入りしていて、実際の運用に関してはロシア側の承認が必要だとしています。
一方、ロシア国営の原子力企業「ロスアトム」は、IAEA=国際原子力機関に対し、専門家がザポロジエ原発に入っていることは認めましたが、管理や運用はウクライナ側が行っているとし、接収を否定しました。
こうしたなか、ウクライナのゼレンスキー大統領は12日、首都キエフで海外メディア向けに会見し、ウクライナ軍の死者がおよそ1300人にのぼっているとしたうえで次のように述べました。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「ウクライナとロシアの外交官は最後通告を突きつけるのではない、新しいアプローチで協議を始めている」
この「新しいアプローチ」の具体的な内容は明らかになっていませんが、交渉を通じ一定の合意を目指そうとしているものとみられます。
ロシアのプーチン大統領も12日、フランスのマクロン大統領とドイツのショルツ首相との電話会談で、ウクライナの代表団とオンラインでの交渉が続いていることを明らかにしています。
また、ロシア大統領府によりますと、プーチン氏は両首脳との電話会談で、「ウクライナの非軍事化」や「中立化」などロシアの要求に関し、「合意を実現するためのいくつかの問題点について議論した」ということです。
ただ、フランス大統領府は「プーチン大統領は会談で侵攻をやめる意思を見せなかった」としています。
(13日11:10)
▼TBS NEWS 公式サイト
https://ift.tt/QmYj1TI
▼TBS NEWS 公式SNS
◇Twitter https://twitter.com/tbs_news?s=20
◇Facebook https://ift.tt/hjy6iga
◇note https://ift.tt/Aj62PuQ
◇TikTok https://ift.tt/m74twoG
◇instagram https://ift.tt/mqQk1tS
▼チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1
▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://ift.tt/EoBKkZa
▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://ift.tt/LIH0GfD
コメントを書く