被災地に大雪の予報 今季一番の寒気 能登地震(2024年1月23日)

被災地に大雪の予報 今季一番の寒気 能登地震(2024年1月23日)

被災地に大雪の予報 今季一番の寒気 能登地震(2024年1月23日)

 能登半島地震の被災地は強い寒気の影響で、23日から大雪となる恐れがあります。雪が降り始めている石川県輪島市から報告です。

 (吉永龍司アナウンサー報告)
 石川県輪島市は23日未明から雪が降り始め、降ったりやんだりが続いているので、まだ降り積もっているという状況ではありません。

 日中の予想最高気温は2℃ということで、この後、本格的に冷たい雪となりそうです。

 今、私がいるのは輪島市中心部にある、火災で200棟以上の建物が焼けてしまった観光名所「輪島朝市」の北側です。

 現在はコンクリートの基礎部分だけになっている建物が多く目立ちます。

 22日は住民の人々が自宅のごみなどを撤去している姿もありましたが、23日はその姿はほとんど確認できません。

 この雪で心配されるのは、損傷している建物が雪の重さで倒壊することです。

 市内広範囲にわたり、激しく痛んでいる建物があり、新たな家屋の倒壊が懸念されます。

 また、輪島市内は2800世帯以上が停電しています。

 特に避難生活をしている人々にとっては雪への対策が取りにくい状態で、寒さに関しては「重ね着をして備えるしかない」という声も聞かれました。

 今回、被災地にとっては非常に過酷な雪となりそうです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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