「線香あげていた」田中眞紀子氏 旧田中角栄邸が全焼 住民「煙のにおいが充満」【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2024年1月9日)
東京・文京区にある旧田中角栄邸で火事があり、全焼しました。長女の田中眞紀子氏は「お線香をあげていた」と話しているということです。
■「煙のにおいが充満」ポンプ車など20台以上出動
撮影者
「これは大変だ。これはまずいね」
火災発生直後、マンションの7階から撮影された映像です。真っ赤な炎とともに、黒煙が激しく立ち上っています。
撮影者
「さっきより勢いが増してる。火の勢いが増してるね。隣の建物に燃え移っちゃったんじゃない?木が、お庭があるからさ、角栄さんのところの」
火事があったのは、東京・文京区の田中角栄元総理大臣の自宅だった建物です。
発生から30分ほどで、骨組みだけの状態になるほどの火の勢い。近所の人も驚きを隠せません。
近所の人
「まさかと思ったよね。だって田中角栄といえば、若い人は分からないだろうけど、僕らの時は子どもの時から有名だったし」
近所の人
「とにかく存在感がすごくありましたよね。目白というと田中角栄邸ということだったので。そこが燃えてしまったというのはすごくショックです」
最近引っ越してきたという人も、次のように話します。
撮影者
「田中角栄邸があるんだったら、ちょっときょう行ってみようかと言って歩いてたら、たまたま、まさか火事で。辺り一面、煙のにおいで充満していて、今家に帰ってきたんですけど、服も煙のにおいがついた感じです」
この火災で、1階と2階合わせて800平方メートルが全焼。ポンプ車など20台以上が出動し、午後6時前にほぼ消し止められました。
■「線香あげていた」眞紀子氏と夫は避難して無事
故田中角栄氏
「国家の力ですべてを賄う。そういう政治を行えるようにすることが、責任政治なのであります」
JR目白駅からおよそ1.5キロほどの場所にあり、「目白御殿」とも呼ばれた旧田中邸。40年ほど前に撮影された元日の様子です。主である田中角栄元総理目当てに、政治家や要人が“角栄詣”に訪れ、昭和政治の舞台となりました。
政治とカネをめぐる問題で総理を辞任した後も、政界に絶大な影響力を及ぼした角栄氏。現在、その旧田中邸に暮らすのは、娘の田中眞紀子元外務大臣(79)です。
先月、久しぶりに永田町に姿を見せ、政治とカネをめぐる問題で説明を避ける議員たちを、一刀両断していました。
田中眞紀子元外務大臣
「みなさま、こんにちは。聞こえますか?このドラ声が。民主主義は言論ですから、言葉でもってどれだけ分かりやすく、命がけでしゃべるかなんですよ。しゃべらないで、何ですか、この最近の…答弁を差し控えさせていただきます。差し控えちゃいけないの。じゃあ、国会議員になるのを差し控えた方がいいですよ」
自宅には眞紀子氏と夫の田中直紀元防衛大臣がいましたが、避難して無事だったということです。
眞紀子氏は火事について、「線香をあげていたのは間違いない」と説明していて、警視庁が詳しい状況を確認しています。
(「グッド!モーニング」2024年1月9日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く