安倍派議員に連日の家宅捜索 キックバック越年捜査の狙いは【スーパーJチャンネル】(2023年12月28日)
自民党の派閥の政治資金を巡る事件で、安倍派の大野泰正議員の関係先に東京地検特捜部が家宅捜索に入りました。2日連続で2人の議員側への家宅捜索となったのは一体、なぜなんでしょうか。東京地検前から報告です。
(上田健太郎記者報告)
28日午後、段ボールを持った係官らが大野議員の事務所から出てきました。2日連続での家宅捜査ですが、特捜部は記載のないキックバックの金額が大きい議員を重点的に捜査しているものとみられます。
関係者によりますと、安倍派では幹部を含む複数の議員がキックバックを受けた疑いがあります。
そのなかでも池田議員は約4000万円、大野議員は約5000万円と記載のない金額が突出していて、強制捜査によって証拠を集める必要があると判断したとみられます。
一方で、他にも金額が大きい議員がいるため、捜査の過程で必要があるとなれば新たな家宅捜索が行われる可能性も考えられます。
特捜部は押収した資料を分析し、年末年始を返上して資金の流れなどを調べるものとみられます。
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