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【ロシア“反LGBT法”】ウクライナ侵攻が長引く中 「国民の目を…」
6日、ロシア国内の軍事施設へ「2日連続」となる“ドローン攻撃”が行われました。また、ウクライナ東部ドンバス地方では、ロシア軍との激しい攻防が続いています。そして、ウクライナ侵攻が長引く中、ロシア国内で進んでいるのがLGBTへのしめつけです。
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6日、ウクライナ国境から約100キロのロシア・クルスクにある空軍基地で火災が起きました。黒煙は、街を覆うように遠くまで伸びていました。地元州知事は、“石油貯蔵施設がドローン攻撃を受けた”としています。
その前日の5日にも、サラトフ州で爆発がありました。
2日連続で起きたロシア国内の軍事施設への“ドローン攻撃”。ロシア側は、“ウクライナによるもの”だと主張しています。一方のウクライナ側は、国防相が“ロシアのたばこの不始末”だと指摘したものの、関与を明らかにしていません。
一方、ロシア軍との激しい攻防が続くウクライナ東部・ドンバス地方では、住民は厳しい生活を強いられています。
住民(ドネツク州・4日)
「電気も水もガスも何もない…何もないんだ」
「ここに避難しているしかないんです」
「どこかへ行こうにも、お金もありません」
この時期、氷点下の寒さにもなる中、どうにか暖をとってしのぐ毎日です。6日に公開された映像では、その激戦地に、ゼレンスキー大統領が姿を見せていました。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「感謝している」
兵士
「ウクライナ国民に栄光あれ」
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「戦っている兵士の中でも、この東部の部隊が一番強いと確信している。なぜなら、東部の戦況が最も過酷だからだ。その忍耐強さに感謝したい」
各地をまわり、兵士たちを激励しました。
◇
そして、ウクライナ侵攻が長引く中、今、ロシア国内で進んでいるのがLGBTへのしめつけです。
2019年には、サンクトペテルブルクで、LGBTの弾圧に対する抗議活動が行われ、参加者たちは口に赤いテープを貼り、メッセージを掲げていました。活動の参加者は、「私は何も悪いことはしていないです」と訴えましたが、拘束されました。
2020年には、屋内での集会に当局が乱入し、妨害されたこともありました。
さらに、LGBTの人たちが懸念する“新たな動き”があります。
ロシアのLGBT活動家 セルゲーフさん
「この法律で、状況は劇的に悪化するかもしれません」
ロシアで5日、“反LGBT法”が成立したのです。メディアなどでLGBTを肯定的に取り上げることを禁止する法律です。
先月時点では、モスクワ市内の書店で、少年同士の恋愛を描いた同性愛の小説が売られていました。この小説はベストセラーになっていましたが、“反LGBT法”の成立後、この書店を含め、多くの販売店が取り扱いをやめたといます。
ロシアのプーチン大統領は今年9月、「子どもたちに衰退と絶滅につながるものを、押し付けるのですか?」と述べるなど、LGBTを“欧米的価値観の象徴”とみなし弾圧を強めています。ただ、セルゲーフさんは、「ロシア政府は、ウクライナで起きていることから国民の目をそらす必要があり、そこで反LGBTというカードを使ったのです」と指摘します。
そしてセルゲーフさんは、「私たちは、降伏するつもりはありません。真実は私たちの側にあるからです」と覚悟を口にしていました。
(2022年12月7日放送「news zero」より)
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