鉄道好き必見の廃材活用!地域の人がつながるカフェ(2022年3月5日)

鉄道好き必見の廃材活用!地域の人がつながるカフェ(2022年3月5日)

鉄道好き必見の廃材活用!地域の人がつながるカフェ(2022年3月5日)

東急大井町線・大井町駅(東京都品川区)
その近くに去年10月にオープンしたばかりの、東急が運営するカフェ“PARK COFFEE”。
一見すると、よくあるおしゃれなカフェのようですが・・・
木でできたカウンターは、木造だった池上駅(東急池上線)旧駅舎を解体した際に出た木材を使用しています。ペンキが剥げた感じも、駅として使われていた当時のままなんだそう。
さらに、役目を終えた電車の手すりや網棚などの部品を、カフェのインテリアとして再活用。
そしてスタッフのエプロンは、鉄道作業員の技術服をリメイクしたものが使われています。

(東急 沿線開発事業部・熊田雄介課長補佐)
「電車の事業を展開する当社ならではのSDGsの取り組みとして、環境への配慮 “つくる責任 つかう責任” ということで、電車の車両や駅舎の廃材などを、店舗内装に活用するといった取り組みを行っています」

このカフェの目的は、それだけではありません。
子育て世帯の転入者が増えているという大井町エリア。
新しくこの街に住んで、初めての子育てをするという方たちに、少しでも地域の人たちとつながれる場を作りたいと、定期的にワークショップなどのイベントを開催しています。

(イベント参加者・5カ月の赤ちゃんのママ)
「初めての育児だと、悩みを相談できる人が家族以外にいてくれると助かりますし、仲良くなったママさんもいるので、すごくいい機会になっています」
(M-coto 杉山由美恵代表)
「イベントを通じてつながりができていくなというのを感じます。『この街で子育てができてすごく楽しかった』と言ってくださる人が多いのでやっていてよかったなと思います」

他にも、企業と提携してフードロスとなる食品を届けるサブスクリプションサービスを始めるなど、大井町の新しいコミュニティ拠点を目指して情報を発信しています。

(東急 沿線開発事業部・熊田雄介課長補佐)
「“PARK COFFEE”は、名前の通り公園のように、
皆さまに気軽に立ち寄っていただけるようなお店作りを目指しています」

電車もオシャレにリサイクル。
地域の人々がつながるコミュニティカフェで“住み続けられるまちづくり”を。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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