【世界初】3.11の“断層の崖”発見「災害予測の精度高度化に貢献できれば」(2023年12月27日)

【世界初】3.11の“断層の崖”発見「災害予測の精度高度化に貢献できれば」(2023年12月27日)

【世界初】3.11の“断層の崖”発見「災害予測の精度高度化に貢献できれば」(2023年12月27日)

 東日本大震災によって海底にできた断層の崖を世界で初めて発見した共同研究グループが会見を開き、「災害予測の精度高度化に貢献できれば」と期待を寄せました。

 新潟大学の植田勇人准教授らはこれまで調査されてこなかった宮城県沖の深海を水深1万1000メートルまで潜航可能な有人潜水艇で観察・記録しました。

 その結果、東日本大震災で生じた高さ26メートルにもなる断層の崖の発見に世界で始めて成功しました。

新潟大学 植田勇人准教授
「これは記録しなきゃっていう感じで。えらいものを見てしまったな。(災害予測の)シミュレーションの精度を高めていくことに貢献できるのでは」

 植田准教授らは「今後、有人潜水艇を活用した調査研究が一層進むことを期待する」と語りました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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