ロシア軍の狙いは?欧州最大規模の原発を攻撃、制圧(2022年3月4日)
ロシア軍がウクライナにあるヨーロッパ最大規模の原発を攻撃し、制圧しました。爆発すればチェルノブイリ原発事故の10倍の被害が出たとも言われるなか、ロシア側の目的は何なのでしょうか。
原発施設内に落下する火の玉。その後、施設に火災が・・・。
ロシア軍は4日未明、ウクライナ南部に位置するザポリージャ原発を砲撃。
ヨーロッパ最大規模の原子力発電所のため、ウクライナ首脳は、もし仮に爆発すればヨーロッパ全域に被害が及ぶと訴えました。
ウクライナ、クレバ外相のツイッター:「爆発すればチェルノブイリの10倍の規模になる」
ウクライナ、ゼレンスキー大統領:「もし爆発が起きたら、それはヨーロッパの終わりを意味しています。ロシア軍を止められるのはヨーロッパ各国の緊急行動です。原発爆発の大惨事で、ヨーロッパを死なせてはなりません」
砲撃による放射能漏れなどが懸念されましたが、その後、IAEA(国際原子力機関)が「原発周辺の放射線量に変化はない」とウクライナ側から報告を受けたことを明らかにしました。
原発も一部施設が火災に見舞われましたが、原子炉建屋での火災は確認されていないということです。
しかし、その後、ウクライナ当局はロシア軍に原発が制圧されたと発表。
周辺の町も攻撃を受けるなどウクライナへの侵攻が激化しています。
なぜロシア軍はヨーロッパ最大規模の原発を攻撃したのでしょうか。
ロシア軍の攻撃が強まるなか、核の脅威が現実味を増してきています。
プーチン大統領は侵攻開始の日も・・・。
ロシア、プーチン大統領:「現代のロシアはソ連崩壊後にその潜在力の多くを失った後も、なお強大な核保有国の一つである」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く