ドローンが捉えた“真っ赤な溶岩”アイスランド噴火 「道に出ないで」豪雨で河川氾濫【スーパーJチャンネル】(2023年12月21日)
アイスランドで続く大規模な噴火。火口から噴き出す溶岩の様子をドローンが捉えました。
■ドローンが捉えた“真っ赤な溶岩”
18日の夜、突如として始まった大規模噴火。大量の溶岩が網の目のように広がり、流れていきます。周辺地域への影響が心配されましたが…。
ドローンが捉えた火口の最新映像。当初に比べて溶岩の流出量は減少傾向にあります。さらに…。
イギリスの火山学者:「全般的に北と東方向に流れている。西にはブルーラグーンや発電所、グリンダビークの町は南西方向。現時点で溶岩はこれらの方向には流れていません」
“世界最大の露店風呂”として知られるブルーラグーンや地熱発電所、噴火地点から最も近い町グリンダビークとは異なる方向に溶岩は流出。
一方、アイスランド気象庁によると、噴火活動自体は依然として強いままだといいます。また、「数カ月は噴火が続く」と予想する専門家も。
現在、噴火しているエリアにつながる道路は当局が遮断。立ち入り禁止になっていますが、地質学者は観光客に近付かないよう呼び掛けています。
地質学者:「当然ですがまだ危険です。マグマの温度は約1200℃。噴火が収まってから冷却されるのに何カ月も何年もかかる。すぐにその上を歩いてはいけませんよ」
■「道に出ないで」 豪雨で河川氾濫
予期せぬ自然災害。それはアメリカでも。メーン州の町オーバーン。山から見ると信じられない光景が。街の中心部を濁流が貫いたのです。
川の水位は堤防をはるかに越え、消えた川との境目。豪雨が襲い、河川が氾濫したのです。アメリカの歴史を伝える公園も水にのみ込まれてしました。
メーン州 ジャネット・ミルズ知事:「可能な限り道路に出ず、浸水地域から離れて下さい」
クリスマスを目前に控えるなか、メーン州を流れる川が過去数十年で最も高い水位を記録。
今週、アメリカでは大気が不安定な状態になり、各地で竜巻や洪水が発生。漏電により、洪水のなかでも火災が発生。水に囲まれるも火の勢いは収まりません。
さらにメーン州などアメリカ北東部は大西洋から暖かく湿った空気が流れ込み続け、季節外れの大雨をもたらしたのです。
■“真っ白”まるでナイアガラの滝
まるでナイアガラの滝のように氾濫した河川が白く染まり、街へと流れ込んでいきます。多くの住民が逃げる間もなく街は冠水。取り残された女性を担ぐレスキュー隊の姿も。雨はやんだものの、今後、数日間は川の数位は上昇を続けるとみられています。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2023
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