ヘンリー王子の携帯電話“盗聴”を認定 新聞社側に損害賠償を命じる判決(2023年12月16日)
イギリスのヘンリー王子が電話の盗聴など違法な取材活動をされたと訴えた裁判で、裁判所は新聞社側の違法行為を認定し、損害賠償を命じました。
ヘンリー王子は大衆紙「デイリー・ミラー」などを発行する会社に対して、違法な取材活動をされたと訴える裁判を起こし、今年6月、上級王族として132年ぶりに法廷で証言しました。
BBCによりますと、ロンドンの裁判所は今月15日、ヘンリー王子の携帯電話が2003年から2009年にかけて盗聴の標的となり、ヘンリー王子側が指摘した33本の記事のうち、15本が盗聴などの違法な情報収集によって書かれたと認定しました。
そして、新聞社側に対して14万600ポンド、日本円でおよそ2500万円の損害賠償を命じました。
判決を受けて発行社側は不正を認め、謝罪しました。
声明でヘンリー王子は「きょうは真実と責務を明らかにした素晴らしい日だ」とし、自由で誠実な報道を呼び掛けました。
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