スッキリ晴れる中…空気カラカラ 口や全身乾燥「ドライシンドローム」に要警戒(2023年12月13日)

スッキリ晴れる中…空気カラカラ 口や全身乾燥「ドライシンドローム」に要警戒(2023年12月13日)

スッキリ晴れる中…空気カラカラ 口や全身乾燥「ドライシンドローム」に要警戒(2023年12月13日)

 東日本や西日本では13日、すっきり晴れて空気はカラカラに乾燥。こうしたなか、肌だけでなく体中に乾燥が広がる「ドライシンドローム」に医師が警鐘を鳴らしています。

■成田山新勝寺で恒例すす払い

 総出ですすだけを持ってのすす払い。千葉県は成田山新勝寺で毎年恒例の行事です。12月13日のすす払いは、そもそも江戸城で行われていたのが事の始まり。これを持って新しい年を迎える準備をする正月事始めです。

 京都市の祇園では、芸妓(げいこ)や舞妓(まいこ)が踊りのお師匠さんへのあいさつ回りです。

 芸妓:「おめでとうさんです」
 師匠:「はい、おめでとうさんです」
 芸妓:「相変わりもせず、おたの申します」
 師匠:「ちょっと、お稽古が少なかったでっせ」

 これも京都の花街の事始め。

 舞妓:「しっかり年末に向けてこれから頑張ろうという気持ちでごあいさつさせていただきました」「お稽古とかお座敷もコロナ前と同じように戻ってきてすごく忙しい日々ですけど皆、気張らせてもらってます」

 降る雪に犬が喜んで駆け回るのもまた、冬の光景です。北海道では日本海側を中心に12日から雪が続きました。

 地元住民:「(Q.今年の雪は?)少ないね、割とね」「(Q.雪かきの時期としては?)ちょっと遅い気がする」

■「ドライシンドローム」に要警戒

 今年の暮れは全国的にも時折、20度以上の気温が観測される妙な暮れです。ただ、それでも冬は冬。気を付けたいのが乾燥です。

 ドライマウス研究会 斎藤一郎代表:「全身的に乾燥症状が出るものをドライシンドロームといいます。例えば口の中は色々な要因で乾くことが知られているが、唾液の量が減ることで口臭が悪化したり、虫歯や歯周病ができやすくなる」

 唾液が減って口の中が乾いてしまう「ドライマウス」。ストレスなど様々な要因がありますが、特に冬に注意が必要なのが寝ている時です。

 ドライマウス研究会 斎藤一郎代表:「多くの方が口を開いて寝ている。口呼吸になっていると唾液は出てきても口から蒸発して口が乾いてしまって、明け方になると口がカラカラになるという人が多くなる。上を向いて寝るとあごが下がって口が開いてしまう。対処としては横を向いて眠るとか、抱き枕を使うとか」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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