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全国的に季節外れの暖かさ 「10月並み」20℃以上続出(2023年12月9日)
9日は南から暖かい空気が流れ込み、全国的に12月とは思えない気温となりました。西日本では20℃以上が続出し、10月並みの気温となるところもありました。
■全国的に季節外れの暖かさ
頭には黄色い鉢巻、手には長いササボウキを持った怪しい集団が向かったのは、神社に置かれた高さ7メートルのフクロウ像。新年に向けた「すす払い」が行われました。
全国的にポカポカとした陽気に包まれ、出掛けるには絶好の1日となりました。この冬は“暖冬”と言われていますが、複雑な思いを抱える人もいます。
台東区のユニクロではダウンの回収が行われています。500円のクーポンがもらえるのですが、客の反応はイマイチです。このままでは来年“リサイクルダウンが店頭から姿を消す”という事態にもなりかねないといいます。
ユニクロ ダウン回収担当 シェルバ英子さん:「いったん(気温が)下がるんだけども、また上がるみたいなことが今年、本当に繰り返しですので、全体的に衣替えの時期が後ろ倒しになっているところは私たちも特に今年は感じているところ」
今年の冬は暖かいだけではありません。雨が少なく空気が乾燥しているため“火災にも注意”です。
駒沢オリンピック公園で開かれた非常時に役立つ知識を楽しく学べる「防災フェスタ」。“もしもの事態”に備えることが大切です。
消化体験の参加者:「火事ってすぐに分からない時に逃げられるかというのが怖い」
そういう人のために、特別に用意されたものが、煙の中を避難する体験です。「実際に火災に遭ったら…」ここでは煙の恐ろしさを学ぶことができます。
50センチほど前にいるはずなのに姿は見えず、気配を感じる程度。視界はほぼありません。
スタッフ:「煙は軽いので上に行きます。下に酸素が残っていますから中腰になる。あとは下に何が落ちているか分からないので、下を触らない。そして壁伝いにいきます」
体勢は中腰で、ハンカチなどがなくても袖で口と鼻を覆うのも効果的なんだとか。
煙避難体験の参加者:「煙がふわっと見えた瞬間にはもう前に壁があったりして、こんなに視界がきかないんだなって」
火災時に心掛けてほしいことを聞いてみました。
東京消防庁 玉川消防署 消防司令 小森陽子さん:「貴重品などを取りに戻ったりしないで。一番大事なのは命です。命を守るために速やかに避難してほしいと思います」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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